東京自働機械製作所（6360）
食品包装、古紙圧縮機等を開発・製造。
先週は業績予想と配当予想の上方修正を発表。海外向けが堅調で、2024年3月期の営業利益が予想の9億5000万円から13億8800万円（前の期比40.9％増）に上振れ着地。期末一括配当予想も60円から120円へ引き上げている。株価は2連騰で上場来高値を更新。PER：6倍台、PBR：0.6倍台、利回り3％超えと指標面でも投資意欲をそそりそうだ。

雨風太陽（5616）
生産者と消費者を結び付ける日本初の産直EC「ポケットマルシェ」を運営。
昨日は事業承継支援を手掛けるココホレジャパン社との資本業務提携を発表。これにより地方の継業人材マッチングを行い、地域経済の活性化と地方の持続可能性に貢献していくとのこと。日本が超高齢化社会に突入することで発生するとされる2025年問題により、事業承継を行えずに廃業する中小企業の増加が予想されている。同社はその問題解決を図る企業として発展していく期待がある。前場は上値抵抗ラインの1200円を突破する場面が見られ、材料株として注目しておきたい。

ベイカレント・コンサルティング（6532）
デジタル技術活用の総合コンサル会社。
今期営業利益予想は前期比20％増の411億円で前期に続き最高益更新の見通し。年間配当予想は前期比7円増配の50円。前期は新卒や未経験者の人材採用を進めたが、今期はその人材が育成され収益に貢献するタイミングになる事が考えられるため今期の過去最高益も十分視野に入ると見る。4/15の決算発表と同時に自社株買いも発表し、翌日は急騰したがその後は調整模様。下値切り上げトレンドは続くと見て押し目を注目しておきたい。