情報戦略テクノロジー（155A）
3/28に東証グロース市場に新規上場。大手企業向けDX内製支援サービスなど。
業績は拡大基調で、DX需要を追い風に、システム開発は新規案件や既存顧客からの追加案件を獲得し今2024年12月期も営業増益を見込む。昨日はヘッドウォータース（4011）と共同で大手企業向け生成AI活用たサービスの展開で合意したことを発表。株価は公開価格の2倍以上で初値を付けたため、上場日以降は大きく伸びずに下落基調。成長期待を背景に、売り一巡後の出直りは監視しておきたい。

JTP（2488）
システム開発・運用。セキュリティや生成AI活用ソフトも展開。
今週は立て続けに材料を発表。ひとつはソフトバンク（9434）が提供する生成AIパッケージで協業し一部機能を共同開発したこと。もうひとつは、デジタル庁が主導のガバメントクラウド事業に関して統合運用管理補助者向けに支援を行う「ガバクラ支援ソリューション」の提供を開始したこと。前期業績は過去最高売上で地道に業績を伸ばしていることからも、これらの材料は株価上昇のカンフル剤となりそうだ。

くろがね工作所（7997）
オフィス家具や空調・医療・高齢者施設向け設備を展開。
2018年以降は赤字続きだが、昨今は業績回復と早期復配に向け、稼働効率の低い資産の売却等を含めた経営資源の有効活用等、抜本的な企業経営構造の改革に取り組んでいる。ようやく今期は1Q営業利益が赤字幅縮小で着地。新規受注案件の価格転嫁が進捗したことで売上総利益率が改善方向にあるようだ。株価は昨日まで急騰。特段の材料は見当たらないため仕掛け的な買いが入ったと思われる。本日前場は売り物が拾われる動き。


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