【不吉な言葉が飛び交う】
耳を澄ませば、投資家の不安を煽る「2番底」や「ブラックマンデーの再来」といった不吉な言葉が飛び交っているのが聞こえてくる。

ポジティブに捉えれば、これらの言葉は底が近いことを示唆しているとも言える。売却よりも、むしろ仕込みの準備をする局面と見るべきだろう。投資家の多くが怯えて売りを考えるタイミングこそ、逆にチャンスと捉え、準備を整えておきたい。

リスクに備えて、まずは軽く買いを入れ、もし2番底が来るようなことがあれば、そのタイミングでしっかりと攻める姿勢が重要だ。過去に心理的な不安から売ってしまった結果、安値で売却してしまった経験がある方も多いだろう。同じ轍を踏まないためにも、軽めのポジション取りを意識して相場の雰囲気に流されないようにしていただきたい。

とはいえ、株式市場の2番底が気になるところだが、私は「ない」と見ている。理由として、8月5日の大暴落時、ドル円は141.676円、日経平均の安値は31,156.12円だった。本日のドル円は8月5日より円高に振れているにもかかわらず、日経平均はその安値から約4,000円上で推移している。このことから、8月5日の暴落がいかに異常値だったかが見て取れる。その異常値まで売られる材料は見当たらない。今日の下落はSQ前のブレに過ぎないと考える。

【おまけ】
投資マインドが下がっている方は、タツタ電線（5809）の時系列を見るように！
※時系列とは？過去の始値・高値・安値・終値を表示したもの

以上、今日はここまで


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