億男全体フォロー:目先の相場のキモを押さえる
【日経平均の配当落ちという名の通過儀礼】
3月末といえば、日本株投資家にとって避けては通れない「配当落ち」。日経平均ベースで約300円のマイナスインパクトと見込まれている。これを聞いて「えっ、それって下がるってこと?」と身構えるのは早い。実はその裏に潜むのが「配当再投資」という巨大な買い需要。推計で約1兆2,000億円。配当を手にした投資家たちがその資金を再び市場に投じれば、指数はあっさり回復することもある。
このタイミングで真に強い銘柄は、配当落ちのダメージを一瞬で取り戻す。チャートに注目してほしい。下落を埋めるスピード感、そこに市場の本気度が現れる。個別銘柄でも同じこと。配当落ち後の値動きが「筋肉質」か「貧弱」か、それだけで今後の値動きが透けて見える。
【「相互関税」の影、じわりと迫る】
一方で、来週は要警戒。米国政府が検討中とされる「相互関税」。これが火を噴けば、世界中の株式市場は一気に神経質になる。とくに関税のターゲットになりやすい輸出型の大型株は、週末にかけてポジション調整の売りが出る可能性がある。機関投資家はボラティリティを嫌い荒れる前に引き上げる傾向が強くなる。
【資金の避難先、中小型株に熱視線】
そんな中、目立つのが「スタンダード市場」の動き。本日、東証スタンダード市場指数は年初来高値を更新。これが何を意味するかは従前より伝えているように大型株から流出したマネーが、中小型株へ向かっている証拠。中小型株の魅力は、軽さと機動力。上がるときは一気に火がつく。
【まとめ:勝機は足元に転がっている】
市場のリズムは、桜前線のように移ろいやすい。ただ、その下に眠る本質は変わらない。配当落ちで市場が揺れるときこそ、買い場が生まれる。関税リスクが相場を揺さぶる中、小型株に光が当たる。チャンスは、静かにやってくる。そして、それは意外と足元に転がっていたりする。
今日の相場は、まるで凪の海。これじゃあ、画面に張りついてても得られるものは少ない。
こんな日は、思い切ってディスプレイを閉じて、開花が始まった桜を眺めに外へ出るのが正解だろう。
一瞬でも相場のざわつきから離れ、春の空気を肺いっぱいに吸い込めば、頭も心もすっきり整う。
もちろん、スマホだけはポケットに忍ばせておけばいい。
急な動きがあれば通知でキャッチできる。桜の下でも「相場の気配」は逃さない!それが投資家の流儀だ。
さて、私も大引け後に、アスナを誘って、東京タワーの横にあるサクラを見に行くとするか!
「おい、アスナくん大引け後空いてる?」
「申し訳ない、見ての通り【アスナの天下取り銘柄】の問い合わせ対応などで手が離せぬ。然らば御免。」
「……独りで見る桜もオツなものだ」
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