なんだか、面白くないなぁ、なんて思っちゃおられませんか?
日経平均は月曜日が2600円安(終値ベースをかなり大雑把にまとめました。以下同様)、火曜は1900円高、水曜は1300円安、木曜は2900円高、金曜は1000円安と、過去に記憶が無いくらいの荒れ相場でした。
これくらいボラティリティ(変動率)が大きい1週間を経験してしまうと、昨日と今日の日本の株式相場の「比較的落ち着いた展開」は、本来なら喜ばしいハズなのに、物足りない印象ばかりが先行して、「なんだか面白くないなぁ」などと感じてしまいがちかもしれません。
今後、主力級大型株群全般は、決算発表を経てボラティリティが落ち着いてくる可能性が高く、株価の「居所」は、日経平均の35000円どころをメドに、しばらく揉み合いの展開が続く事を予想している外資系証券会社もあります。
「比較的落ち着いた展開」に対して、逆にイライラしてしまったりすると、「え~い売ってしまえ!」とか、「今こそが買い場だ!」とか、早合点して投資行動ばかりを急いでしまい、一番肝心なはずの投資判断に関する考察や検討をスキップしてしまいがちです。
これこそが、いわゆる、「相場に踊らされる人」の典型的な悪例です。
株価推移こそを、変動率こそを、投資判断の指標にしてしまうと、投機的な側面ばかりが強くなってしまい、知らず知らずに投資の王道的スタンスから逸れてしまうわけです。
適度な(もしくは健全な)ボラティリティは歓迎されるとしても、先週のような乱高下はやはり喜べない、なぜならば、「不確実性」が増しているからこそ、ボラティリティが大きくなるわけで、不確実性が増すという事はリスクが増す事だからです。
想定していたリスク/リターンのバランスが崩れてしまう可能性が高いからこそ、喜べるハズも無いわけですね。
本日、グロース250指数は一時、200日移動平均線に続き、75日移動平均線をも上回る場面が見られました。
日経平均とTOPIXは未だに、25日・75日・200日移動平均線を大きく下回っている状態であるにもかかわらず、です。
仮に上掲の外資系証券会社の想定どおりに、日経平均がしばらくの間、揉み合いヨコヨコの展開が続くのであれば、キャピタルゲインを狙う投資マネーは、米国関税政策の影響を受けにくく、内需型のビジネスモデルを有する、バリュー性と共にグロース性をも兼ね備えた、中小型成長株群へと向かいやすいものと見ます。
「比較的落ち着いた展開」であるからこそ、中小型成長株群こそに物色の矛先が向かいやすく、それは結局、中小型成長株群を中心としたポートフォリオをお持ちの会員様各位にとっては、好ましい投資成果につながってゆくものと考えます。
執筆:木村泰章
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個人的に注目している銘柄
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◆SANTECH(6777)
◆アルチザネットワークス(6778)
通信計測機器を扱う中小型の2社です。
株価は底入れから切り返しに向かう局面。
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私のコラムで紹介した銘柄
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◆トランシティ(9310)
◆日新(9066)
いずれも4月11日のご紹介からの高値騰落率はおよそ5%~8%と、ジワリ上昇中です。
激しい変動では無く、毎日小幅な上伸が続く事を期待したいと思います。
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単発スポット銘柄の見解
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◆≪億男Wのバブリーヒルズ銘柄≫
銘柄公開後の高値を更新。
想定どおり、堅調な株価上伸が継続。
◆≪アスナの天下取り銘柄≫
こちらも銘柄公開後の高値を更新。
第1利確ポイントが射程圏内です。
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