株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2025-04-21 11:45:00

木村泰章の機関投資家が読むコラム

グロース250指数が堅調:意外と単純な理由なのかも?

先週金曜日に、一気に一目均衡表上の雲(抵抗帯)の上へと進んだグロース250指数。
当コラムでも、金曜日なのに「引けピン」(高値引け)だった、とお伝えしました。

『3月28日から31日に開けた窓埋め完了』
『一目均衡表上の雲(抵抗帯)の上へと上伸』

この背景は一体、どういう事なのでしょうか?

テクニカル分析に精通している市場関係者の見解に多く見られるのは、昨年8月の暴落時と、そこからの切り返し局面との「類似性」に関する指摘です。
確かに、日足チャートを確認すると、足元4月の値動きは、昨年8月の暴落時と同じような下落と切り返しが確認できましょう。
月足チャートでも、昨年8月と足元4月に大きな下ヒゲが確認できます。

さらに、一目均衡表分析のひとつである、「水準論=値幅観測論」の「N計算値」という観点からは、昨年8月の安値482.29ポイントから、昨年9月3日の高値681.13ポイントまでの「上昇幅」198.84ポイントが、4月7日の安値531.72ポイントからの「上昇幅」の「参考値・目標値」となりやすい事を指摘する市場関係者も増えています。

531.72+198.84=730.56!

つまり、過去1年間で一度も到達できなかった700ポイントを、今度こそ上回って730ポイントまで上伸する可能性に着目した買いが、「機械的に」グロース250指数及び中小型株群全般に、流入している可能性があるわけです。

正直なところ、個人的には、そんなに単純なお話だとは思えませんが、論より証拠で、実際にグロース250指数上昇の背景は、合理的には説明しきれない、かなり「機械的(もしくはテクニカル的)な売買」によって上昇している印象です。

とはいえ、グロース250指数も、中小型成長株群も、当然ながら全体相場の地合いという外部要因的影響と無縁ではありません。
日経平均やTOPIXとの相対比較では、グロース250指数が優勢と見ますが、それでも、全体相場が大き目の下落調整となれば、グロース250指数だけグイグイ上昇するなどという展開は想定し難いわけです。

一方で、「グロース250指数が相対的に強い」という「事実」が続くと、今度はいよいよ、「データドリブン」(例えばクオンツトレード等)的な買いが「追従的に」流入し、さらには、それを「トレンド」と読んだ機関投資家勢等による、「大型株群⇒中小型株群」という大きな「資金シフト」へと発展してゆく事も想定されうるように思います。

足元では、これから本格化する決算発表シーズンを前に、特に、輸出産業と目される主力級大企業の今期の会社計画が、「非開示」となる可能性が懸念されている事から、向こう1カ月ほどの間は、中小型成長株群優勢の展開が続くものと見ます。

主力級大型株群の突っ込み買いは避け、中小型成長株群を広く薄く買い仕込んでおく、というスタンスこそを意識してまいりましょう。



執筆:木村泰章

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 個人的に注目している銘柄
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◆ウェルネット(2428)
◆ビリングシステム(3623)
◆ロボペイ(4374)
電子決済代行サービスを手掛ける企業群の業績推移は好調です。
株価の切り返し余地が大と見ます。

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 私のコラムで紹介した銘柄
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◆オーネックス(5987)
 逆行高で高値を更新!
 利益確定を進めましょう。
 3月6日のご紹介時からの高値騰落率64.43%。

◆トミタ電機(6898)
こちらも銘柄ご紹介後の高値を更新。
利益確定チャンスです。
 4月2日のご紹介時からの高値騰落率23.40%。

◆ボードルア(4413)
 昨年9月の高値を更新しそうな勢いですが、一旦利益確定優先すべきと見ます。
 3月13日のご紹介時からの高値騰落率20.60%。

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 単発スポット銘柄の見解
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◆≪【超ASUNARO祭2025】あすなろ低位株メソッド銘柄≫
 絶好のタイミングで好材料が発出され、第1利確ポイントが射程圏内です。

◆≪緊急即日公開銘柄2025【第6弾】≫
 第2利確ポイントも目前!
 利益確定してお乗り換えもご一考。


追記:緊急です!あの株ドクターマサトが救急イベントを開催するそうです!

これを聞いて驚いたのは私だけではないハズ!
彼がそこまで急に会員様を救急・救済へと導く想いがあったとは。
確かに、彼は常に会員様の顔・表情を想像しながら業務をしている事は知っておりました。
足元のような、いわゆるトランプ関税ショック相場が起こり、居ても立っても居られなくなったのでありましょう。

そんな株ドクターマサトが今回推奨する銘柄は、彼がコラムで紹介し短期5倍以上に化けた第2のリミックス(3825)のようなものであるとの事。
つまり、あなた様はあのような短期上昇劇の当事者となるかもしれません。楽しみですね。

▼【閲覧無料】株ドクターマサトの今回の緊急&救急イベントの詳細は下記画像をクリックして確認して頂きましょう。(※既にご参加済みの方、対象外の方、およびログイン前の状態では表示されません)

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