波が来た。しかも大波だった。

先月、関税強化の報が市場を駆け巡り、主要指数は冷や汗をかき、素材・輸送・製造といった実体経済セクターが直撃を受けた。相場全体が揺らぐ中で、次々と倒れる銘柄が現れた。

その中で、生き残った投資家がいた。株式市場に背を向けず、「あすなろ」が発信する全体相場フォローを、休まず確認し続けた者たちである。

参考として、4月の全体相場フォロー（タイトル）を振り返っておく。

4/2：『あすなろの会員様各位にいち早くお伝えしたい』
4/3：『関税ショックの対応と展望』
4/7：『虎視眈々と狙ってまいりましょう』
4/8：『リスクオフ局面の一旦底入れを宣言』
4/10：『おめでとうございます。リスクオンに向けたポジション調整のコツ』
4/11：『来週以降の視点』※億男W全体フォロー
4/22：『グロース250指数に機関投資家の流入！？』

タイトルと日経平均の動きを見比べれば、関税ショックで安値をつけた4月7日の前に、既に戦略構築が始まっていたことが分かる。安値当日には、すでに狙う目線に切り替わっていた。

ニュースの見出しに翻弄されず、冷静に情報の真贋を見極め、中長期の相場ロジックを掘り下げていた者たちは、全体フォローから重要な示唆を得ていたはずだ。

安易に投げ売らず、押し目を拾い、あるいはヘッジで損失を限定した者もいた。いずれも簡単な判断ではない。しかし、「マーケットに残り続ける」という選択こそが、もっとも難しく、もっとも尊い決断だったとも言える。

もちろん、大きな損失を被った者もいるだろう。寄付きで投げ、底で買い戻し、最終的にポジションを閉じた者もいたはずだ。

だが、それで終わらせてはならない。

失敗は、それを糧に立ち上がる者にのみ意味を持つ。マーケットは冷酷だが、公平でもある。昨日逃げた者でも、今日戻れば再びチャンスが訪れる。

「あのとき、ああしておけば」その後悔は、一度真正面から受け止め、手放せばいい。そして、次の波に備えるだけだ。

波が来るたびに沈むか、それとも乗りこなすか。その差を生むのは、諦めたか、向き合い続けたかの違いだけだ。

・今日はどんな相場なのか？
毎朝配信される「ズームイン！あすなろ！」を見ればいい

・相場が荒れて不安だ
「全体相場フォロー」を見ればいい


あすなろサイトを毎日チェックするだけでいい。そこには、投資家が立ち位置を見失わぬためのヒントが詰まっている。

今日はマーケットは閉じている。しかし、静けさの中でこそ、次の一手を冷静に考える時間がある。

以上、明日から、また「本番」が始まる。




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　単発スポット動向
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