林兼産業（2286）
食肉加工の中堅。食肉や養魚飼料を製造。
5/15の決算発表を前に、2025年3月期の純利益が10億5500万円だったことを発表。従来予想の6億5000万円から62％上振れ、前の期比13％減益から一転、41％増益となることが明らかに。値上げ効果や養魚用飼料の販売が好調だったようだ。政策保有株式の縮減に伴い、売却益の計上も利益を押し上げる見込み。PER：8倍台、PBR：0.4倍台の割安感も注目が集まろう。前場は出来高を伴い窓開け急伸。

コロプラ（3668）
スマホゲームやWeb3事業などを展開。
昨日発表の2Q決算は売上高が前年同期比10.6％増の140億4300万円、営業利益は同4倍の14億1300万円と大幅増益で着地。投資育成事業でタイミー等の株式売却があったことや、スマホゲーム「DQウォーク」が好調だったようだ。新たに生成AIをゲームに取り入れた新作もリリースし、次回決算への期待感が膨らむ。前場は一段高となっており、潮目の変化に注視したい局面だ。

オーテック（1736）
空調自動制御設備の工事やメンテナンス、機器販売を手掛ける。
5/12の決算発表を前に、2025年3月期の純利益は28億5000万円と、従来予想24億円から19％上振れたことを発表。前の期比では2.1倍に拡大し、最高益の見通しをさらに上乗せした。併せて期末一括配当予想は160円から170円に増額し、前期実績比45円増配する見込み。発表後の株価は高値圏に浮上し、その後はもみ合い商状。大株主には光通信の名もあり、思惑感もある銘柄だ。引き続き上昇トレンドが期待され注目しておきたい。