PostPrime（198A）
SNS型の動画配信プラットフォームを運営。元Google社員でインフルエンサーの高橋ダン氏が創業。
昨今のインフルエンサー経済の拡大や「配信者のマネタイズ支援」に注目が集まる中で、国産SNSとしての独自性が評価されつつある。先日は商品CFD取引を中心とした取引プラットフォームのサービス開始が決定。今後は金融・投資情報プラットフォームとしての展開にも期待がかかる。チャートは上場後の調整フェーズを経て、下値を固める動きから切り返し。直近は出来高も増加傾向で、イベント発生時には短期資金の流入も想定される。時価総額の軽さからも、一度火がつけば値幅妙味のある銘柄として注目しておきたい。

キング（8118）
紳士服・レディースアパレルの老舗。高価格帯ブランドも扱う。
26年3月期業績は経常利益が前期比12.0％増の10.7億円に拡大する見通し。新たなレディスブランド「pierre cardin」の展開に加え、徹底した在庫コントロールとプロパー販売強化等によって収益性の改善が期待される。チャートは5月に中長期ゴールデンクロス形成。本日前場は4月の戻り高値更新となり新展開期待で監視中。出来高が少ないため乱高下には注意したい。

フリー（4478）
クラウド会計ソフト大手。DX支援で経理・労務・請求などを一括管理。
直近の決算では、売上高が前年同期比で約30％増加し、営業損失も縮小傾向にある。特にサブスクモデルの安定した収益が業績を支えている。ARR（年間経常収益）は継続して右肩上がりで推移し、営業損失も想定内に収まった。大型の赤字ではあるが、SaaS特有の拡大フェーズと捉えられており、成長期待は根強い。チャートは3500円台で下値を固めたのちに反発し、前場は4000円台を回復。戻り高値の4235円を超えれば、再び上昇トレンド入りが視野に入る局面と見る。