億男Wの緊急全体フォロー:市場の噂
あの中で、大石はグロース250指数に対して高値警戒のシグナルを捉えたことを明言している。
実際、本日のグロース市場を見渡せば、利食い売りが優勢となっており、相場全体にやや重さが出始めている印象だ。
特に、短期間で大きく上昇した銘柄や、すでに一定の利益が乗っている銘柄に関しては、最小単位でも利益確定を意識するタイミングに差し掛かっている。
まずは、キャッシュポジションを高めることが先決だ。
そのうえで、テクニカル的な好転が期待される銘柄や、いまだ市場に注目されていない出遅れ銘柄に資金を再配分していくべき局面に入っている。
社長大石も強調していたとおり、「安く買って高く売る」これは投資の大原則であり、時流に惑わされてはならない。
個人投資家の傾向として、値動きが出始めた銘柄に飛びつきがちだが、我々はその一歩手前で仕込んでおき、一般投資家が買い向かってきたときには売り手側に回るべきである。
宇宙関連として注目を集めたispace(9348)に飛び乗った投資家は、月面着陸失敗の報を受け、今ごろ頭を抱えているに違いない。
話題性やテーマ性だけで安易に手を出した代償は、決して小さくない。
(ちなみにあすなろではispaceは3/25の安値圏で無料紹介済み。+95.19%の値幅が取れた。先出し成功。)
さて、来週の相場全体を見通すと、先日発表された米国5月の民間雇用者数が3万7000人増と、市場予想を大幅に下回った点は看過できない。
この結果を踏まえれば、今晩発表される米雇用統計も、ポジティブな内容よりはネガティブなサプライズとなる可能性のほうが高いと見るべきだろう。
その影響として、景気減速懸念が意識され、特に大型株を中心に相場が月曜日は売り優勢になる展開が想定される。
もしそうなれば、市場全体の地合いが緩み、連日で年初来高値を更新してきたグロース250指数にも、ついに「待ちに待った」調整局面が訪れるかもしれない。
その一方で、現在のグロース250指数の異様な強さには、ある噂がつきまとっている。
それが「買い戻し」だ。
一部のヘッジファンドが、グロース指数をショートしつつ、個別株をロングするロング・ショート戦略を組んでいるという見方が市場関係者の間で広がっている。
この戦略は、指数の下落リスクを抑えながら、個別の上昇を狙う合理的な構造に見えるが、落とし穴もある。
仮に、ポートフォリオに組み入れていない一部の中小型株が突如として急騰した場合、指数ショートによる損失だけが膨らみ、運用全体のパフォーマンスは一気に悪化する。
これを嫌気したヘッジファンドが、グロース指数のショートを買い戻し、ポジションの巻き戻しに動いている可能性がある。
さらに、外需から内需への資金シフトが重なれば、指数全体が踏み上げられ、中小型グロース株が一斉に吹き上がる「お祭り相場」の再来も、十分に視野に入ってくる局面だ。
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