上値トライの3銘柄を厳選解説
エピゲノム編集技術による遺伝子治療薬開発の第一人者。
直近1Q決算では研究開発費の大幅増加により営業損失6億3200万円を計上したが、これは主力パイプラインの2025年IND申請に向けた臨床試験準備費用の増加によるもので、前向きな投資である。本日前場は同社が開発を進める顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー治療薬に関して、カナダのベンチャー組織と戦略的提携を締結したことを発表。臨床試験開始への期待とエピゲノム編集分野での技術的優位性が再評価されるタイミングと見て注目。前場は出来高を伴い大幅高。
CAPITA(7462)
ENEOS系サービスステーションや自転車店、不動産事業の3本柱。
前期は大幅増収を達成。今期予想は売上高25億300万円(前年比25.7%減)ながら営業利益1億1500万円(44.7%増)と大幅増益を見込み、収益効率の大幅改善が期待できる。同社の強みは都心部一等地の不動産資産で、巣鴨ダイヤビルおよび川口ダイヤピアともに満室稼働を維持、安定的な賃料収入が業績の下支えとなっている。また、配当を2円から6円へ3倍増額し、株主還元姿勢も明確化。先週はさらに株主優待制度の導入も発表。本日前場は窓開け急伸。上下に乱高下しやすい銘柄のためその点には注意。
エイチーム(3662)
デジタルマーケティング事業でM&Aによる事業拡張を積極展開。
直近3Q決算では営業利益9億2400万円(前年同期比541%増)と6倍超の大幅増益を達成。各事業で利益確保を優先した効率経営が奏功した。特に3Q単体では営業利益率が12.9%(前年同期5.3%)へ急改善し、収益性が大幅に向上。前週末に発表の業績上方修正では、通期経常利益を13億円(前回予想10億円から30%上方修正)に引き上げ、暗号資産評価益が業績押し上げ要因となった。期待材料としてはPaddle社の連結開始による暗号資産関連事業への本格参入で、Web3やブロックチェーン領域での新たな成長軸を構築中。M&A戦略の本格化で今期以降の業績成長への布石を着実に打っている様子。前場は窓を開けての高値更新。信用需給0.5倍台で踏み上げが加速する可能性も。
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