次のトレンド期待銘柄3選
システム開発・保守運用を手掛け、野村総研が筆頭株主のIT企業。
前期決算は売上高183億5100万円(前期比1.8%増)と14期連続増収を達成。今期見通しは売上高195億円(前期比6.3%増)、経常利益17億6000万円(前期比26.3%増)と大幅な増益を計画しており、2期ぶりの過去最高益更新が視野に入る。配当も42円(前期比2円増)への増配を予定し、配当性向51.8%と株主還元も拡充する。自己資本比率75.7%の財務健全性に加え、ROE12.01%と資本効率も良好で、PER13.1倍、PBR1.47倍と割安感がある。安定成長とバリュー投資の両面から注目度が高い銘柄と見る。昨日の戻り高値更新から本日前場は上昇一服。
キオクシア(285A)
世界有数のNANDフラッシュメモリメーカーで、昨年12月プライム上場。
前期決算では売上収益1兆7065億円(前期比58.5%増)と大幅増収を達成し、営業利益4517億円の黒字転換を果たした。メモリ市場回復による販売単価上昇と出荷量増加が業績押し上げの主因で、前期の大幅赤字から一転して力強い業績回復を見せている。2029年度までに記憶容量ベースでメモリ生産能力を2024年度比2倍に拡大する計画も発表しており、AI需要拡大に対応する成長戦略を明確化。次世代メモリも2026年から生産開始予定で、技術優位性の維持にも注力している。足元の株価はジリ高基調で75日線の突破に期待したい動き。
アイデミー(5577)
東大発のAIスタートアップでAI・DX人材育成とソリューション開発を展開。
直近1Q決算ではAI教育ニーズの一巡や生成AIの急速な進展による受注先送りが業績下押し要因となり大幅減益。一方で、AI開発市場への事業構造転換を加速させており、e-learning市場から成長余地の大きいAI開発市場へのシフトを推進中。M&Aによるエンジニア人材確保やDevAIツール活用による生産性向上を図り、2030年までにソフトウェア開発生産性5倍向上を目指している。27年度以降の収益黒字化に向けた先行投資フェーズにあり、将来の成長期待から中長期的な投資妙味がある銘柄として注目される。足元のチャートは75日線を回復中。
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