業績回復シナリオ3銘柄
アプタマー医薬品の研究開発に特化したバイオベンチャー企業。
主力開発品「umedaptanib pegol」の軟骨無形成症治療薬としての第2相臨床試験では、低用量群で5名中3名が身長伸展速度増加を確認し、うち2名で年間4.6cm、3.3cmの顕著な成長を示した。平均伸展速度は既存承認薬と同等の効果を発揮し、4月には希少疾病用医薬品指定も取得。滲出型加齢黄斑変性での米国第2相臨床試験では86名を対象に実施し、既存治療薬に対し非劣勢を示すなど、複数の疾患領域でパイプラインが順調に進展している。研究開発費は6億6700万円を投じ、今後の事業化による収益獲得への期待は高いと見る。前場は一目均衡表の抵抗帯に突入。
インフォメティス(281A)
データ活用プラットフォーム「KUSANAGI」を展開するDXソリューション企業。
直近1Q決算では売上高1億1800万円、経常損益2300万円となったが、経営指標として重視するARRは前期比25.9%増の4億5133万円と堅調な成長を示している。一部大口顧客の運用見直し影響により前四半期比では7.3%減となったものの、新規導入の進展や既存サービスの継続利用が好調に推移。次世代スマートメーター関連プロジェクトが一定の区切りを迎え、次の展開段階へ移行する段階にある。4Qへの売上集中が見込まれる事業構造の中で、現在の進捗は想定内。サブスク型ビジネスモデルの安定性とARRの継続成長により、収益基盤強化が期待できる。前場は窓開け大陽線で700円の明確な突破に期待。
アジャイルメディア・ネットワーク(6573)
デジタルマーケティングと小売事業を展開。
直近1Q決算では売上高1億1600万円と前期比30.7%増の好調な成長を示し、経常損失7500万円と赤字幅が縮小。新規参入の小売業による売上増加が寄与し、損失幅の改善も進んでいる。データ×動画によるDXソリューション「PRISM」事業や、ファンクラブサイト事業の新規開始など、デジタルマーケティング領域での事業拡大が進展。M&Aによる洋服小売販売業の買収も実施し、事業ポートフォリオの多様化が図られている。損失幅の縮小傾向と売上高の大幅成長により、収益性改善への道筋が見えてきている。足元の株価は反発基調で今週は戻り高値を更新。
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