株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2025-06-23 08:35:00

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全体フォロー:リスクオフムードに惑わされず、値動きの軽い銘柄の戻りを狙いましょう

米国がイランの核施設を攻撃した事により、本日の日本の株式相場は、リスクオフムード優勢の展開となる事が予想されます。

攻撃が限定的、かつ、短期間で終わり、地上戦などに発展しなければ、日米共に、株式市場の動揺は一過性の動きに留まるものと想定される一方、今後の攻撃、もしくはイラン側の反撃が激化すれば、地政学リスクの高まりから、しばらくの間、リスクオフ優勢の動きが強まってしまうかもしれません。

米国の攻撃第一波の後、最初の取引を迎える日本の株式市場の反応には、世界の投資家が注目しているものと考えられますが、まずは、ドル円が「有事のドル買い」により円安方向に振れており、日本の主力級大型株や輸出産業にとっては、さほど憂慮するような状況にはありません。

ただし、地政学リスクに対するリスクオフ局面では、過去の経緯から、主力級の大型株ほど、株価水準の戻りに時間を要する事が想定される事から、「突っ込み買い」は期待するほど上手く機能しない可能性もありましょう。

そもそも、今回の米国によるイラン攻撃は、政治的な背景が色濃く、トランプ政権が下記のような「利得」を狙って踏み切ったものと考えられます。

◎中間選挙に向けた戦術上の利得
・保守層・イスラエル支持派(主にユダヤ社会)・軍事産業からのトランプ政権支援を維持
・バイデン政権との差別化:トランプ政権なら止められるとの印象操作
・強硬姿勢の可視化による国内支持基盤の安定確保
◎イスラエルへの影響力の維持
・米国による直接攻撃によりイスラエル暴走批判をかわす
・あくまでもワシントン主導との構図の内外への明示
・武器支援と外交影響力の維持と誇示
◎資源・金融市場の操作
・原油価格上昇による米国LNG・軍備・安保輸出の利益増大狙い
・有事のドル買いで米国債価格水準の維持
・インフレ対応との政策整合性の主張
◎地政学的な優位性/支配構造の再構築
・中東情勢緊迫化による欧州・日本のエネルギー政策混乱からの米国依存深化
・米国の支配的地位の回復
◎イランとの裏交渉。演出協調の可能性
・限定的・象徴的攻撃とイランの抑制的反応を引き出す交渉
・事前の非公式通知や許容線引きの存在可能性
・イラン側の利得:被害者的立場、国際世論獲得、石油収益増、内部結束強化

★投資戦略的結論★
『今のところは、地政学的リスクによる、一時的な売り圧力が想定される』
『とはいえ、ファンダメンタル面に大きな変化無し』
『リスクオフ相場で、値動きの軽い銘柄を割安購入する機会と捉える』

★投資タイミング★
上掲のように、今回の株価下落局面は、構造的に仕組まれた「演出相場」である可能性が高く、
米国の戦略的利得に沿った方向へと市場は動く事が予想されましょう。

★結論★
過度なリスクオフムードに惑わされず、値動きの軽い銘柄を仕込む「買い場」と考えます。

全ての市場参加者にとって、リスクオフ局面は落ち着かないものです。
しかしながら、こうした場面でどう動くかが、資産運用の明暗を分けます。
市場が一時的に冷えたその時にこそ、静かに熱を帯び始める銘柄が生まれるもの。過度に怖れる事無く、次の一手を見据えてまいりましょう。


なお、このような局面で上昇しやすいのは仕手性の高い銘柄でしょう。

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過去に仕手化したような銘柄を見ても、地合い悪化局面や業績好転のタイミングで仕掛け的な買いが入ることが多く見られます。

この銘柄はただ単に○○筋が介入しているだけの銘柄ではなく、業績は「黒字転換」の局面という分析であり、こういったタイミングに差し掛かる銘柄は特に買いが入りやすいと見ています。

アナリストが仕入れた特別な情報をお届けしますので、ぜひこの「買い場」で一緒に取り組んでまいりましょう。

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