注目3銘柄の成長ドライバーを分析!
調理家電および生活家電の製造・販売を手がける老舗メーカー。
直近の第2四半期決算では、売上高501億3200万円(前期比5.4%増)、営業利益48億7000万円(同11.4%増)と堅調な業績を達成。国内販売は12.8%増の322億500万円と好調で、調理家電製品の需要拡大が寄与している。昨日、通期業績予想の上方修正を発表し、経常利益を従来予想の64億5000万円から65億円へと約1%引き上げ、配当も24円の増配を発表した。通期進捗率は営業・経常利益ともに6割を超え、順調な推移を示している。内需関連株として円安の恩恵を受けつつ、家電需要の回復局面での業績拡大が期待される。前場はストップ高まで上昇しており、今後は押し目を監視したい。
アイリッジ(3917)
スマホ向けアプリ開発・運用およびデジタルマーケティング事業を展開。
前期決算では売上高67億800万円(前期比17.4%増)、営業利益2億1900万円の黒字転換を達成し、アプリビジネス事業の成長が収益改善に寄与した。昨日は今期業績予想を大幅上方修正し、純利益を従来予想1300万円から8億円へ62倍に修正、4期ぶりの過去最高益更新を見込む。連結子会社の株式譲渡により特別利益を計上する予定で、財務体質の強化も図られる。前場は寄高の足だが、DX需要の拡大とアプリ市場の成長を背景に、今後は中長期的な成長ストーリーが期待できると見て注目。
トライアルホールディングス(141A)
九州地盤のディスカウントストア運営。リテールAI事業も展開。
直近3Q決算では、売上高6000億3700万円(前期比11.7%増)と増収を維持したものの、経常利益は153億円(同10.4%減)で減益。新規出店費用が想定を上回り、今期通期の純利益予想を137億円から104億円(前期比9%減)に下方修正した。しかし、注目材料は西友の完全子会社化で、買収額は約3826億円を投じたM&A案件。これによりトライアル343店舗と西友242店舗が統合され、連結売上高1兆円超の小売グループとなった。地理的補完(九州中心のトライアルと関東・関西中心の西友)や物流・EC事業でのシナジー効果が期待され、全国規模での小売DX戦略が本格化する。株価は2000~2500円のレンジ相場から上放れ期待で注目。
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