株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2025-07-03 11:30:00

後場の注目株

テクニカル好転期待の3銘柄

セルム(7367)
大手企業向け人材開発・組織開発コンサルのプロフェッショナルファーム。
主力の経営幹部・ミドル領域では「経営塾」サービスを軸に企業内大学プログラムによる次世代リーダー育成支援が好評。M&Aによる事業領域拡大にも積極的で、人材評価・人事コンサルティングのキャリパージャパンを買収し、グループ企業間のシナジー効果を追求している。コーポレートガバナンス強化の流れで経営リーダー育成ニーズが高まっており、同社の専門性に対する需要は拡大基調にある。前期は売上高が堅調な成長を維持した一方、経常利益、純利益は減益。しかし、今期見通しでも大幅な増収を計画し、増益転換を予想。チャートはゴールデンクロスを形成し、もみ合い推移にも煮詰まり感が漂っている。

ETSグループ(253A)
電力事業を核とする電気工事のリーディングカンパニーで再エネ関連にも注力。直近1Q決算では売上高50億7000万円、営業利益3億8200万円と業績堅調。主力の電力事業では送電線工事や変電所建設など電力インフラの安定供給に貢献し、関西電力の1500億円超の送電網投資計画などで追い風が期待される。脱炭素社会実現に向けた再生可能エネルギー普及の流れで電力設備投資が活発化しており、同社の技術力と100年の実績が評価されよう。5月には子会社で大型工事の完工と新規受注も発表され、受注環境は良好。チャートは窓開け急伸後のもみ合い推移。電力インフラ投資テーマとして上放れ期待で注目。

ダイワ通信(7116)
防犯カメラとモバイル事業を展開するセキュリティソリューション企業。
直近2Q決算は増収減益。セキュリティ事業では防犯意識の高まりを背景に大手事務機器メーカーや警備会社との連携でカメラ販売が好調。モバイル事業も新型端末への顧客ニーズを捉え売上を伸ばしている。同社は流通株式時価総額の上場維持基準に抵触し改善計画を策定中だが、AI防犯カメラや顔認証技術などの先端技術開発に注力し「Safe City」の実現を目指している。防犯カメラ市場は事件・事故報道による需要拡大で成長が期待される分野。セキュリティ事業の技術革新と市場拡大により中長期的な成長が見込まれると見て注目している。株価は昨年来安値を更新したが、スタンダード上場維持に向けた取り組み次第では反発の可能性もあると見て監視中。

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