今チェックしておきたい“変化株”3銘柄
医療機関の経営・管理・運営指導等を行う持株会社。
前期業績は大幅増収となり、営業損失、経常損失ともに赤字幅が大幅に縮小。今期見通しは売上高23億6500万円(前期比15.7%増)、営業利益8400万円(前期は4600万円の損失)と黒字転換を計画。医療機関のアライアンス先の施設数・病床数の拡大が業績改善の主要因となっており、医療業界のDX化需要や人手不足解消ニーズを背景とした医療機関への経営支援サービスが順調に拡大中。配当も前期2円、今期予想2円と安定配当を継続予定で、先日は株主優待制度も新設。業績改善とともに、株価上昇にも注目が集まりそうだ。テクニカルは一目均衡表の抵抗帯を突破し、この水準を維持できれば新展開が期待できそうだ。
吉野家ホールディングス(9861)
牛丼チェーン「吉野家」を中心とした外食事業を展開する持株会社。
昨日発表の1Q決算は売上高522億1800万円(前期比9.8%増)、営業利益10億5600万円(前期比20.0%増)、経常利益12億4100万円(前期比0.3%増)と好調なスタート。5月に策定した中期経営計画「変身と成長」では、既存事業の変革と新たな成長ドライバーの育成を重要課題に位置付けている。吉野家の新サービスモデル店舗は549店舗まで拡大し、ラーメン事業では宝産業とキラメキノ未来の子会社化により第3の事業ドメイン構築を推進している。全社既存店売上高は前期比4.0%増と堅調で、今期通期業績は売上高2250億円(前期比9.8%増)を計画している。前場は窓開け急伸。再び上昇トレンドに回帰すると見て注目。
フルヤ金属(7826)
貴金属を用いた電子材料・化学製品の製造・販売を手がける企業。
直近発表の3Q累計決算は売上高408億800万円(前期比22.3%増)、営業利益82億8100万円(前期比14.5%増)、経常利益78億900万円(前期比12.1%増)と大幅増収増益を達成。薄膜セグメントではデータセンター投資拡大を背景にHD向けスパッタリングターゲットが好調なほか、ファインケミカル・リサイクルセグメントも電極向け貴金属化合物の受注が好調で売上高が大幅に拡大。今期業績見通しは売上高560億円(前期比17.8%増)、営業利益120億円(前期比22.3%増)を計画しており、今のところ、計画達成ペースで順調に進捗していると見られる。今後もデータセンター関連需要の拡大期待で注目。株価は移動平均線を割り込み、安値圏を推移中。
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