株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2025-08-13 11:30:00

後場の注目株

急騰後の押し目監視銘柄3選

ポート(7047)
アフィリエイトマーケティングが主力のデジタルマーケティング事業を展開。
昨日発表の1Q決算は、売上収益65億7600万円と前期比38.2%の大幅増収を達成したものの、営業利益8億3000万円(同12.2%減)、税引前利益8億1200万円(同12.7%減)と減益となった。これは前年同期に事業譲渡益が計上されていた影響による。しかし、純利益5億7200万円(同0.2%増)は微増益を確保し、通期計画22億7000万円に対する進捗率25.2%と4年平均17.6%を大幅に上回る好調なスタート。今期通期見通しは売上収益280億円(同27.5%増)と大幅増収を計画しており、デジタルマーケティング市場の拡大と新規事業の本格化で収益基盤の多様化が期待される。前場は今年の戻り高値を更新。中長期ゴールデンクロスで緩やかなトレンド転換に期待。

原田工業(6904)
自動車用アンテナや電気・電子機器の製造・販売を手掛ける。
昨日発表の1Q決算は、売上高101億2400万円と前期比9.4%減少したものの、構造改革の成果により営業利益9億900万円(同33.1%増)、経常利益9億2400万円(同41.1%増)と大幅増益。純利益6億7100万円は前期比2倍となる劇的な改善。今期通期は売上高390億円(同13.0%減)を見込むが、営業利益8億円、経常利益5億円と減益予想ながらも、直近1Qの経常利益実績が通期予想に対する進捗率184.8%に達しており、上方修正への期待が高まる。材料費・労務費高騰への対処として実施した収益構造改革が奏功し、収益体質の改善が鮮明と見て注目。チャートは200日線を捉えたところで上値が重い様相。200日線割れの押し目があれば監視。

安永(7271)
産業機械メーカーとしてエンジン部品、電池製造装置等の製造・販売。
先週発表の1Q決算は、売上高80億1900万円(前期比14.0%増)と堅調で、営業利益2億4600万円の黒字転換、経常利益2億5000万円(前年同期は1億3800万円の赤字)と劇的な業績改善が見られた。併せて今期通期の経常利益予想を従来の6億5000万円から7億円へ8%上方修正を発表し、営業利益も4億5000万円から8億円へ大幅に引き上げ。大手電池メーカー向け電極活性化装置の売上計上や北米向けエンジン部品の売上増加が寄与している。EV関連市場の拡大を背景とした電池製造装置需要の急伸により、今後さらなる業績向上が期待される構造的成長銘柄として注目。株価は急騰商状から本日前場は売り優勢。押し目を監視。

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