決算で売られた銘柄などに注目
マイクロソフト製品を中心にITソリューション提供・システム開発事業。
先週発表の3Q累計決算は増収増益で堅調。中でも純利益の39億7200万円は前期比688.3%増と驚異的な改善となった。DX需要の急拡大とAI・クラウドサービスの本格普及により、高付加価値ソリューションの需要が急伸している。通期見通しは、売上高1650億円、営業利益75億円、経常利益73億円と前回発表から変更なく、3Q累計の経常利益実績58億1500万円は通期計画73億円に対する進捗率79.7%と順調な進捗を示している。生成AI関連サービスとMicrosoft365の拡販により、さらなる成長加速が期待される。決算発表後は材料出尽くしの様相で下方向に窓を開けて安寄りするも、すぐさま切り返し。75日線を維持できれば高値更新が期待される形。
四国化成ホールディングス(4099)
化学品事業とエクステリア事業を柱とする総合化学メーカー。
7月に発表の2Q累計決算は、売上高が341億7200万円(前期比3.0%減)と減収となるも、営業利益52億5300万円(同8.6%増)と過去最高を記録。通期見通しは売上高700億円(前期比0.7%増)と微増ながら、高付加価値製品へのシフトと生産効率化により、安定した収益基盤の確立を目指している。7月は踏み上げの様相で高値更新となっていたが、決算発表後は失望売りで急落。新たに半導体材料の新工場を建設することを発表しており、中長期的な期待感は変わらないと見て押し目を監視。
乾汽船(9308)
ハンディサイズばら積み船を主力とする外航海運・倉庫・不動産複合企業。
昨日発表の1Q決算は、海運市況悪化により売上高73億5700万円(前期比12.6%減)、経常利益5300万円(96.7%減)と大幅減益となったが、同時に通期業績予想を大幅に上方修正。経常利益を従来予想の1億2600万円から6億7800万円へ5.4倍上方修正し、年間配当も6円から7.25円へ1.25円増額した。ハンディサイズ船市況想定をUS$9768/dayからUS$10390/dayへ6.4%引き上げ、為替前提も円安方向に修正したことが業績押し上げ要因。海運市況の底打ち感や株主還元強化への期待から、下期以降の収益回復による株価上昇余地が拡大していると見る。前場のチャートはゴールデンクロスを示現。
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