株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2025-08-20 11:30:00

後場の注目株

押し目監視⇒3銘柄ピックアップ

テラプローブ(6627)
半導体検査装置の製造・販売。
直近2Q累計決算(1-6月)は微増収で減益。しかしながら7月度月次売上高が前年同月比5.2%増の34億4500万円と3カ月ぶりに増収転換しており、半導体業界の回復基調とAI関連需要の本格拡大により、下期にかけて業績加速が期待される。今期業績見通しは売上高405億2000万円(前期比9.2%増)、営業利益82億5000万円(同18.7%増)を計画しており、AI・サーバー向け製品の需要拡大とEV向けロジック製品の堅調な受託により通期では大幅増益を見込む。前場の株価は全体相場につられる形で売り優勢。業績期待から中長期トレンドは上向きと見て押し目を監視。

クラダシ(5884)
フードロス削減プラットフォーム「Kuradashi」を運営。
前期は赤字決算だったが、今期業績見通しは売上高36億700万円(前期比17.3%増)、営業利益1億6800万円、経常利益1億3700万円と黒字転換を計画。8/4には日本郵便との資本業務提携を発表し、約5億円の第三者割当増資を実施予定で、全国郵便局ネットワークを活用したEC事業拡大とブランド力向上が期待される。また、再生可能エネルギー事業への参入も決定するなど、中期経営計画に基づく成長戦略が本格化している。ESG投資テーマとしても注目度が高く、社会課題解決型ビジネスモデルの収益化加速が焦点となる。株価は調整が続いているが、500円を維持しており上昇トレンドは崩れていない。

カヤバ(7242)
油圧機器メーカーで自動車部品と産業機械用機器を製造・販売。
直近発表の1Q業績は、売上高1139億4500万円(前期比4.8%増)、営業利益134億円(同119.2%増)と大幅増益。知多鋼業の完全子会社化に伴う負ののれん発生益61億4800万円の計上が利益を大幅に押し上げており、これを除いても堅実な増益基調を維持している。今期業績見通しは据え置いているが、四輪車用油圧緩衝器の好調や航空機器事業の大幅改善により事業基盤は強化されている。M&Aによる事業領域拡大と収益性向上の両立が評価され、自動車産業の構造変化に対応した成長戦略として投資家の期待は高まると見る。指標面はPER:9倍台、PBR:0.7倍台の割安水準。2017年来高値の更新に期待がかかる。

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