高値掴みしたくないならこの銘柄は注意です
さて、株式市場では、日々さまざまな銘柄が急騰し、投資家の注目を集めます。
本日、紹介する萬世電機(7565)の株価も、大陽線をつけ一時5650円付近まで上昇する動きを見せました。
三菱電機の総代理店という肩書を持ち、1947年設立、1997年上場と長い歴史を持つ優良企業であることは間違いありません。
ですがその株価の急騰には、投資家が認識すべきリスクが潜んでいると推測されます。
まず、最も注目すべきリスクは、この銘柄が「板の薄い銘柄」であるという点です。
平時の出来高は5000株にも満たない日が多いというデータは、その流動性の低さを示しています。
これは、株価が大きく動きやすい一方で、一度下落に転じた場合に、売りたくても売れないという事態に陥る可能性を意味します。
特に、今回の急騰によって高値で買い付けてしまった場合、その後の調整局面で、希望する価格で売却することが困難になるリスクがあります。
板の薄い銘柄への投資は、株価の急騰に魅力を感じて安易に手を出す初心者には不向きであり、相場の動きを読み解く高度なスキルが求められる、かなり上級者向けの取引だと言えるでしょう。
また、優良企業であるにもかかわらず、平時の出来高が少ないということは、普段から市場の注目をあまり集めていないという事実も示唆しています。
今回の急騰が、何らかの特定の材料や思惑によって引き起こされたものであるならば、その材料や思惑が薄れた際に、株価は再び元の水準に戻る可能性が考えられます。
株価が上昇しているからという理由だけで投資をすることは、「高値掴み」のリスクを自ら高める行為になりかねません。
投資の目的が資産形成であるならば、私たちは、単なる一時の値動きに惑わされるべきではありません。
既に大きく上がってしまっている上に、流動性リスクも抱えるような銘柄に、わざわざ高値で飛び込む必要はないと考えるべきです。
そのような銘柄を短絡的に保有することには、精神的な負担も大きく、限られた投資資金と時間を非効率に使うことにも繋がりかねません。
それよりも、今後本格的に成長していくであろう、将来性のある銘柄に投資する方が、賢明な選択だと言えるでしょう。
地道に事業を拡大し、業績を積み上げていく企業の株式を長期的に保有することで、株価の複利効果を享受し、着実な資産形成を目指す方が、より健全な投資の姿かも知れません。
まとめ
萬世電機株は本日急騰しましたが、平時の出来高が少ない「板の薄い」銘柄であり、流動性リスクを伴います。すでに大きく上昇した株価に飛びつくことは、高値掴みのリスクを高めることになりかねません。
流動性リスクのある銘柄に多大な注意を払うよりも、これから伸びていくであろう将来性のある銘柄に投資する方が、賢明な選択であると推測します。
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■本日の取り組み注意銘柄
萬世電機(7565)
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