潮目の変化が訪れた銘柄はこれ
眼科疾患治療薬の研究開発を行うバイオ医薬品企業。
直近1Q決算では売上高1億7300万円(前年同期比22.5%減)となったが、研究開発費の39.0%削減により損失幅は大幅に改善。中間期の最終損失は3億1600万円と前年同期の5億2000万円から赤字縮小が進んでいる。新薬候補化合物「DW-1002」が中国で承認取得し、グローバル展開が本格化。フックス角膜内皮変性症治療剤「K-321」は2つのグローバル第Ⅲ相臨床試験が投与完了段階に入り、本日は神経疼痛治療薬「DW-5LBT」が米国における販売承認を取得したことを発表。複数の承認取得が期待される中、バイオセクターへの投資家注目度上昇とともに株価の転換点を迎える可能性が高いとみる。
栗林商船(9171)
内航海運業を主力とする海運会社。近海航路やホテル事業も展開。
9月22日に今期業績予想を劇的に上方修正し、最終利益を19億円から37億9000万円(88%増)へと大幅に引き上げた。これにより19期ぶりの最高益更新が視野に入っている。2024年問題を背景とした陸上輸送から海上輸送へのモーダルシフト需要が追い風となり、建設材や一般雑貨の輸送量が大幅増加している。インバウンド消費の拡大も寄与し、輸送体制の見直しと価格転嫁が功を奏している。配当も1株当たり12円から25円へ大幅増配を実施しており、株主還元姿勢も強化。海運市況の好転と物流効率化需要の高まりを背景に、今後も安定成長が期待される。チャートは高値圏でもみ合い商状。押し目を監視。
浅香工業(5962)
ショベル・スコップ製造で国内シェアNo.1を誇る老舗メーカー。
直近1Q決算では売上高22億8500万円(前年同期比6.7%減)、営業利益1億800万円(同40.5%減)と減収減益。生活関連用品は販売価格改定の影響で消費者の買い控えが続く中、物流機器の大幅減収が利益を圧迫。一方で新製品の2wayショベル等を中心とした積極的な営業活動により、国内ショベル類は前年同期比2.8%増を確保し、輸出も38.0%増と好調。通期業績予想は売上高85億円、営業利益2億円を据え置いているが、1Q進捗率を考慮すると下期の巻き返しが必要な状況。今週は9/28放送のTV番組「がっちりマンデー!!」で特殊ショベルが紹介される予定。老舗ブランドの信頼性と製品力を背景に、消費環境の改善とともに業績回復期待で注目。本日前場は上昇一服。板が薄いため乱高下には注意。
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