成長テーマの押し目監視銘柄あれこれ
投資・金融サービス、不動産業等を展開する複合金融企業。
直近1Q決算は売上高13億6200万円(前期比7.4%増)と増収となったが、営業利益2800万円(同56.6%減)、経常利益8000万円(同18.0%減)と大幅減益。主力の投資・金融サービス業が不振だったものの、不動産業が売上高3億6600万円(同46.1%増)とセグメント利益8100万円(同36.9%増)で好調を維持。先週末は発行済み株式数の5.62%にあたる70万株・2億円を上限とする自社株買いを発表。PBR0.4倍台の割安水準で、今期業績見通しは外部要因の影響で非開示だが、不動産業の堅調さと株主還元強化策により投資妙味が高まっている。前場は窓開け急伸。押し目を監視。
オルガノ(6368)
半導体製造向け超純水設備等の水処理エンジニアリング大手。
直近1Q決算で売上高381億1000万円(前期比20.5%増)、営業利益69億5300万円(同73.8%増)と大幅増収増益。主力の水処理エンジニアリング事業は売上高321億100万円(同26.1%増)、営業利益61億1000万円(同89.7%増)と好調だ。米欧での半導体案件拡大や設備保有型サービス・メンテナンス需要増が牽引している。通期業績見通しも営業利益340億円(前期比9.3%増)に上方修正。生成AI向け半導体需要の拡大を背景に、超純水技術で高い競争力を誇る同社の成長期待は高く、ROE21.67%の高収益体質も魅力的である。株価は高値圏からの調整モード。11000円の下値抵抗ラインでは押し目を監視。
ミーク(332A)
IoT/DXプラットフォーム・MVNE事業を展開するモバイル通信支援企業。
直近1Q決算では、売上高17億1100万円、営業利益3億2900万円と堅調な業績。IoT/DXプラットフォームサービスではカメラ向け大容量プランの獲得が好調、MVNE事業では新規顧客回線数が順調に積み上がっている。今年3月にグロース市場に新規上場したばかりで、5G・IoT市場拡大の恩恵を受けやすいポジション。単一セグメントながら両事業とも成長軌道にあり、前年同期比較は非開示だが業績予想に変更なしで順調な進捗と思われる。自己資本比率73.4%と財務健全性も高く、成長期待の新興銘柄として注目度が高いとみる。テクニカルは6月の高値を基準に三角持ち合いチャート。800~850円台の押し目を監視。
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