中屋の明日への布石 「為替変動の恩恵銘柄」

本日の相場もお疲れ様でした。
トランプ大統領誕生からおよそ2週間経ちましたが、実際何が起こったのかを整理し、
年末相場への備えとします。
ドル円相場では選挙開票中の1ドル101.20銭から、本日の113円88銭まで12.5%のドル急騰となり
2週間弱でこれほどの急騰劇は実に1995年以来とのことです。
円高への警戒感から円買いドル売りのポジションの巻き戻しも進んでいる事と思われますが
この急激な円安進行により、下方修正を出したばかりの輸出企業が、一転
上方修正期待銘柄に化けたのが足元の相場ではないでしょうか。
ちなみに大統領選後の約2週間で最も弱含んだ通貨はメキシコペソとの事で、日本円も新興国通貨も含めて
下から4場目の弱い通貨との事です。
ちなみに一番強い通貨はドルではなく(2位)、英国ポンドです。
Brexit懸念で叩き売られた英国ポンドですが、
当時は英国事業に力を入れている企業が大きく売られましたが
このようにポンドが戻れば、行き過ぎた懸念だったという事になる可能性もありますね。
当時、事業の構成上売られた企業としては
日立キャピタル(8586)
竹内製作所(6432)
日本板硝子(5202)
あたりが挙げられます。
ちなみにBrexitの騒動の最中、ARM社の3兆円買収をまとめ上げたソフトバンク(9984)なんかも
子会社の価値が上がるので恩恵銘柄と言えそうです。
1割上がれば3,000億円ですからね・・・。
米国のスプリント社も円高局面で買っており、日本電産永守会長同様に買い物上手の印象です。
為替動向とあわせて注目しても良いかもしれませんね。
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