株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2017-06-12 17:00:00

元外資系金融マンのこぼれ話し

一葉落ちるは相場変調の兆しなのか

本日もお取り組みお疲れ様でした。

寄付の直後から売り急ぐ動きでやたらと弱気相場だった印象ですが、先行きに不安を感じた方も多いかもしれません。

要因としては、米国NASDAQの下げ幅に嫌気した(あるいはビックリしただけ?)投資家が売らされてしまったんだと思いますが、半導体やハイテクの関連株にとっては良い押し目を作ったと考えています。

これまで、テーマ物色や業績改善から大きく上昇していき、なかなか入るチャンスを逃していた銘柄も多いですから、良い機会かもしれません。

今週中は半導体やテクノロジー系の銘柄の買い時かもしれませんので、重点的に監視しておきたいですね。

米国のフィラデルフィア半導体株指数は大幅下落となりましたが、本日逆行高したフジミインコーポレーテッド(5384)に注目でしょうか。

また、最近強含みだったアズジェント(4288)やクロス・マーケティングG(3675)なども天井をつけたのか、単なる押し目なのか見極めが必要な局面だと思います。

マザーズ指数は2営業日連続の高値更新となりましたが、引けにかけて失速したことからも中小型株の物色はまだまだ短期筋が中心か。

ただし、大型株はこれまた出遅れ色の強い金融・資源関連のセクターに資金が入っていますし、先週のSQ通過で物色に変化が出てきた可能性もあります。

米国市場でもセクターローテーションが始まった動きなので、FOMCを境に物色動向にまた変化が出るのかもあわせてみておく必要がありそうです。

相場の流れを見るに、NASDAQの調整も米国金利上昇も長引くことは考えにくいので、上昇中だった銘柄の押し目を狙うのが良いと思います。上記銘柄の他にはオプティム(3694)などが好例だと思います。

シグマクシス(6088)のチャートを見てもらえればお分かりのように、利益確定売りの出た銘柄は資金の回転率も早くなる傾向があるのでご参考ください。


【 相 場 の 格 言 】
『一葉落ちて天下の秋を知る』


それでは、明日に希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。


執筆:加藤あきら

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