順張りと逆張り-2
まずは「逆張り」を解説しよう。
「逆張り」は株価が下がれば買い、上がれば売るという、
オーソドックスなスタイルだ。
前回も言ったように国民性から、逆張りを好む個人投資家は多い。
年金や保険運用の機関投資家は逆張り主体だ。
「逆張り」は長期投資に向いているといえよう。
運用している資産規模が大きい場合には上手くいきやすい。
ただし、資産規模の小さい個人投資家にとっては、
陥りがちな罠が多数待ち受けている。
下落してきた株を、安いと思って買う場合、
その後も下落が続けばさらに安いのだから、また買わなければならない。
さらにその後も下げ続け、ナンピン買いを続けていけば、
個人規模の資産では、莫大な損失に耐え切れなくなってしまうだろう。
安いからといって買う場合も、
株価がさらに下げた場合は、
自身の誤りを認め、しっかり損切をせねばならないのだ。
時折、「こんな株価は間違っている」
そう思いたくなる局面がある。
だが、いつ何時も「株価が正しい」のである。
適切なロスカット値を用意した上で「逆張り」して欲しい。
執筆 相場師 徹兜
無料新着記事
-
約63%で当たる銘柄
女株将軍アスナの「我に続け」
(2025/05/01 12:00)
-
波乱相場の乗り切り方★特別連載第6回:どんな時も♪どんな時も♪
木村泰章の機関投資家が読むコラム
(2025/05/01 11:45)
-
抵抗帯突破のチャート好形銘柄など
後場の注目株
(2025/05/01 11:30)
-
本日も利食売り祭り♪利食いして銘柄を整理しよう
ズームイン!!あすなろ!
(2025/05/01 08:00)
-
業績好調推移が確認された銘柄
本日の厳選株
(2025/05/01 07:00)