不確実性の下でこそ投資の軸を
週明け早々下げ相場からのスタートとなりましたが、引けにかけて下げ渋りの動きも出てきましたね。
今週は米韓合同軍事演習で否が応にも地政学リスクを意識させられてしまう環境ですが、すでに底値を形成したような銘柄も出てきています。
4月に地政学リスクが強烈に意識された時もおよそ2週間に渡って極度なリスク回避に傾きましたが、今回も8/8を起点とすると日柄的にはそろそろ消化してもよさそうな感じがしています。
個々の銘柄の値動きでは実際にそれぞれの株主のセンチメントに大きく左右されるものもありますが、中小型株は総じて利食い足が早くて一時的に下げている印象です。
【ゴールデンダブルテンバガー銘柄】は朝方に下ヒゲを長く伸ばしながら、本日も高値更新で引けています。
ホルダーの方は逆にどこまで上値をつけにいくのか、利益確定タイミングに迷ってしまいますね。
話変わって、為替ドル円はここ1ヶ月間で6円近く下げている状況ですが、ここにきては方向転換の材料を待っているような動きです。
今回の米韓合同軍事演習を無難に通過してくると、売り材料としての地政学リスクも色あせてくるかと思いますので、週後半にかけては値を戻す展開になるかと思います。
押し目買いで安く拾えた銘柄も利幅が少なくて売れなくなっている方も多いかと思いますが、銘柄を整理しながら上昇エネルギーの強い銘柄に資金を集中させていってもよい頃合いだと思います。
まだ仕込み銘柄が無い方は今日明日の押し目は狙いどころでしょう。
あとはいつ為替が反転してくるのかがキモだと思いますが、あまり無理した投資はちょっと…という方は好業績内需の押し目を狙うのがよいと思います。
例としてはSFoods(2292)などです。
他には、あくまでも夏相場ですので材料株の一発も魅力的ではあります。後場から買われてきたラクオリア(4579)などの動きはこのまま強含んでいくかもしれません。
また、DNAチップ研究所(2397)なども高値からだいぶ調整していますが、6月の初動からみると3ヶ月の日柄調整完了前に先回りしておくのもおもしろそうです。
どの銘柄も最初のエントリーは打診買いからだと思いますが、そこで気を付けておきたいことは自分で順張りなのか逆張りなのか明確にした上で投資することです。
それによって、売りの出口戦略も自然と決まってきますし、まずは何の動きや材料を判断材料にしているのか見失わないことが大事です。
【 相 場 の 格 言 】
『相場は人気七分に材料三分』
それでは、明日に希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
執筆:加藤あきら
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