マネーの奔流が向かう先
相変わらずの薄商いが続いておりますが、為替はだいぶ戻しましたね。
米国民間のカンファレンスボードが調査する消費者信頼感指数が122.9と予想を上回り、3月以来の高水準だそうです。
ドル高転換の支援材料としても期待したいところですが、主力株の伸びも迫力に欠けましたね。
まだまだ様子見感が強いといったところなのでしょう。
大型株物色一巡後には中小型株に資金が回ってくるかと思いますが、今日ゲーム株の一角が崩れたのは警戒しておきたいポイントです。
ゲーム株は個人投資家の売買比率が高いですので、この資金が止まってしまうと薄商いにさらに拍車をかけてしまいます。
最近は大型株が軟調で、中小型株が堅調な地合いとなっておりましたので、物色動向に変化が出てくるのか見る必要がありそうです。
もし、明日以降も中小型株がメインの物色に戻るようであれば、VTホールディングス(7593)やポールトゥウィン・ピットクルー(3657)などは本日陰線を引いてますので狙い目かもしれません。
その他のところでは伯東(7433)など、あえて東証1部の中小型株を手掛けるのも面白いと思います。
宮越(6620)やエフオン(9514)みたいなチャートイメージですね。
昨日のコラムでちょうど【ビリオネア五つ星銘柄】についてふれましたが、無事に利益確定フォローもお送りできましたし、上場来高値更新で上昇にも拍車がかかっていきそうで楽しみですね。
騰落レシオは未だに100を割れている状態ですので、やはり主力株の奮起が必要不可欠ですが、地政学リスクの緩和待ちといったところでしょう。
だからこそ、9月入りで市場参加者が増えてくることに大きな意味がありますし、FOMCを通過した後は中長期投資家がポジションを増やしてくる可能性は高まるでしょう。
昨晩は米国金利が2.08%をつけて米大統領選挙以来となる安値更新となっています。
7月中旬に2.39%をつけて以降はずっと下落してきましたが、為替ドル円もほぼ同一の動きとなっています。
それだけ米国債にマネーが集中していることを示していて、為替水準を通して日本株や投資家心理に与える影響も大きいと言えます。
この滞留しているマネーは米国の政治が安定してくればが一気に動き出してくると思いますし、この金利動向が米国人だけでなく皆さんの投資パフォーマンスに大いに関係してくることが改めてご理解いただけることでしょう。
【 相 場 の 格 言 】
『急ぐは負け、待つは機あり』
それでは、明日に希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
執筆:加藤あきら
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