市場の話題が需給好転株を後押しする
工作機械の放電加工機では世界トップクラスのシェアを誇る。NC装置(数値制御装置)を内製した製品で差別化を図り、産業機械の射出成形機や食品加工機なども展開。海外売上比率は6割を超える。
1.昨年に食品機械事業の新工場が稼働を開始して生産工程を集約、効率化を進めた。足元では海外の日本食ブームが追い風となって同事業が伸びている。主力の工作機械事業では、金属3Dプリンターで造形した複雑な形状の金型をすぐに射出成形機で活用して製品を打ち出せる生産システムを開発するなど攻勢に出ており、今後の大きな収益源となることも期待。
2.株価は8月の1Q決算で売り反応に見舞われて調整を挟んだが、その後はリバウンド基調を継続。テクニカル上の一目均衡表三役好転がまもなく実現すると思われ、雲抜けと同時に一気に強含む可能性をはらんでいる。
3.同社の想定為替レートは今回1ドル=105円、1ユーロ=116円となっており、為替環境で円安に傾けば、そのまま業績の上振れに寄与してくるとみてよさそう。市場では新型iPhoneのリリース発表なども話題となったが、今期計画には主要顧客の設備投資案件などは含まれておらず、売れ行き好調となった場合には追加受注などで業績を押し上げる可能性もありそうだ。
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