内部留保にメス?
為替の方はやや方向感が見えそうな展開となってきました。
最近は大きな動きは無かったので、特に見守るしかなかったのですが25日線付近で意識的なドル買いが入っているように見える。
週足も、月足も良い形だ。
それに加えて、日経平均が12連騰を調子がいい。
信用取引で買った株式の含み損益の度合いを示す信用評価損益率は13日申し込み時点でマイナス8.69%と前の週からマイナス幅が0.11ポイント縮小している。
ニュースサイトでこんな記事を見かけたのだが、この評価損益のマイナスが改善しているという事はリスク選好の相場に移ることで、投資家たちの利益が徐々に出始めていることを表している。
また日本取引所グループの清田CEOは先日の講演で日本株の水準について「企業価値の評価は極めて健全で、かつグローバルにみても違和感が無く、むしろ割安だともいわれている」と発言していたことが分かった。
最近では内部留保に対して課税をするなど様々な案が出てきているが、
かつての1989年に起こったバブル崩壊の時とは意味が異なる。
今の日本企業は、むしろ割安でバブル期の日経平均が企業の価値に対して高すぎたとも指摘している。
まさにその通りだと思うのだが、実際は企業側の意見としては、バブル崩壊やリーマンショックなどの経験から内部留保したくなる心理になるのも無理はない。
しかし、実際は今暴落するような状態ではないということだ。
さらに、日銀は最近ETF買いを行っておらず、年末にかけてまだ1兆3758億円を買い入れられる計算となる。
今は指数が強く、買い入れる必要性がないため行っていないのだとは思うが、調整局面では日銀の買いが大きく日本株の下支えになるだろう。
あとは以前にもお伝えさせていただいてる通り、企業の内容や将来性、株価の水準を照らし合わせて投資していただければよろしいかと思います。
また昨日配当修正を発表したくらコーポレーション(2695)。
配当10円アップと、大盤振る舞いだが、実際に都内のくら寿司など連日大賑わいだ。
特に雇用が足りないので、もしかしたらそのうち値上がりもあり得るかもしれない。
私もたまに持ち帰りを注文したりするのだが、休日は2時間待ちとかザラにある。
やはり日本人は回っていようがいまいが寿司が好きなのだろう。
「回転ずしなんて行きませんよ」と言う方もいるかと思いますが、実際消費するのは一般的な層なので一般的な層が何に興味をもってるかなどを知る必要はあると思う。
「何にいくら出せて、何にいくら出せないのか」
こういった実際の経済を見ながら株式投資を行うのも悪くない。
しかしながら
時間が無い方や、分析が得意でないと言う方は現在募集しております「第3のバブル銘柄」等に先行投資されてはいかがでしょうか。
それでは、本日も皆さんおきばりやす〜。
執筆 大文字恭平
■これ重要やでっ!!
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【為替】
ドル/円 25日線付近で反発、113円台半ば目指すか
【株式】
材料貧しく、横ばいの動きか、こちらも選挙結果待ちか
【経済指標】
米・フィラデルフィア連銀景況指数 21:30
米・新規失業保険申請件数 21:30
【決算発表】
くらコーポレーション(2695)
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