復活イベント開催と妙味
昨晩の米国市場が長期金利の上昇に対する懸念を横目に主要3指数はそろって反発、しっかりとした動きは日本市場にも波及しました。
米国における中小型株の指数ラッセル2000は史上最高値を更新して、約4ヵ月ぶりの新値をとってきました。
日本の中小型株にも期待したいところですが、マザーズ指数などはまだ年初来でマイナスパフォーマンスですからあと10%くらい一気に上がっていってほしいと思っているのは私だけではないでしょう。
本日のような上昇があと5日続けば念願かないそうです。
さて、ここ最近どうも暑いなと思っておりましたが、東京でも連日の気温が25度以上の夏日を記録しています。
どうやら今年は中止になっていた東京湾の花火大会が復活するそうで、これを記念して一大イベントが催されることとなっているようです。
日本で花火と言えば夏に欠かせない風物詩と言えますね。
最近では花火と音楽のコラボレーションや花火と歌舞伎の融合とか、クリエイターが新しく考え出すものはいつも新鮮さと驚きに満ちています。
そういえば2016年のリオデジャネイロで開催されたオリンピックの閉会式でのパフォーマンスも見事でした。
今回の仕掛け人(企業)は非上場ですが、主要取引先にはヤフー(4689)・グーグルのほかエイベックス(7860)やソフトブレーン(4779)の子会社が名を連ねています。
「東京三大花火大会」に数えられていた東京湾大華火祭と言えばおそらく物凄い人出が予想されますが、花火大会の経済効果ってどのくらいなのでしょうか?
インターネットの中の記事をいろいろ見てみると、花火大会の運営に関わる支出入はほぼゼロとしても、花火大会に来て飲食をする人などによる経済効果が見込まれるわけで、飲食費・入場観覧料・交通費など挙げたらけっこうな規模になりそうです。
東京湾大華火祭となれば100万人規模の来場者も見込めそうですが、1人当たり5000円程度を消費するとしたらおおよそ50億円近くの経済効果が期待できます。
遠方から花火を観に来る人などは宿泊費やついでに買い物などもするでしょうから、100万人のうちの約1割の10万人が5万円〜10万円消費するとしたらそれだけでも50億円〜100億円の経済効果になります。
1人1人の消費量はそれほどでなくとも、それが積もっての市場インパクトにはダイナミズムがあり、株式市場においても同様のことが言えます。
買い方が1人でも2人でも増えていくといった動きがやがて大きな上昇につながってきます。
一晩で数百億円といった花火大会の投資効果には及びませんが、本日値上がり率上位に食い込んできた【あすなろリニア銘柄】も低位株で先日も大陽線が出現しておりました。
やはり今の時期は低位株物色に投資資金が向かってきそうですから、【大陽線カーニバル銘柄】の投資妙味は日増しに高まってきています。
【 人 生 の 格 言 】
『 僕は常日頃から会社というのは、何も努力せず、何の施策も打たず、危機感を持たずに放っておいたらつぶれる、と考えている。 』
(ファーストリテイリング創業者 柳井正)
それでは、明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
【本日紹介した銘柄】
ヤフー(4689)
エイベックス(7860)
ソフトブレーン(4779)
執筆:加藤あきら
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