日本の株と為替だけ攻められるには理由がある
今週は際限ない売り圧力にさらされて、投資の戦略も何も無いじゃないかといった気持ちも芽生えてしまうかもしれません。
事実、この3日間で日経平均・TOPIXをはじめマザーズ指数なども重要な節目をあっさりと割り込んで、為替もリスクオフの様相を強めています。
でもこれは結局、日本の株式市場、ドル円の話です。
本日の下げにおいても下落幅の割に出来高はそれほど膨らんでおりませんので、他のアナリストも言っているように薄商いの売り仕掛けとみてよいかと思います。
最大瞬間風速で下げが加速している側面はあるにせよ、その分下げている時間はそれほど長引かず、一旦はリバウンドの局面が訪れることでしょう。
おそらく来週にメジャーSQがありますので、あくまでも期限つきの下げ局面と言え、底打ちにそれほど時間はかからないと思います。
ということはつまり、今は“買い”の目線が必要です。
日本株を安く仕込みたい何者かがいると裏読みすることもできるかと思います。
日経平均21800円以下は買いとお伝えしましたが、今日安いところを買い向かった方は勇敢な方と言えるかと思います。
今はまだ2月や10月の安値をつけた時のようなセリングクライマックスと言えるような出来高がドーンと膨らむような商状にはなっていないのですが、ボックス型の相場ではこれが妥当なのかもしれません。
明日は週末ですので様子見が強いかと思いますが、最近の傾向では週末高になることも多いですので、資金に余裕がある方は買い出動です。
ただし、本日上昇している石垣食品(2901)やGFA(8783)などは相場の質的に良い銘柄とは言えませんので、仕手株好きの方にぜひ譲ってください。
これまでにご紹介してきた主力株の他にも、中小型株の中で安くなったところを狙っておきたい銘柄はたくさんあります。
サニーサイドアップ(2180)なども先日上放れして逃げられたかに見えましたが、地合いの影響で水準を落としてきました。
こうした仕掛け売りの際には、下げ止まりを狙っているのは私たちだけでなく実際に仕掛けているファンド勢も裏では現物株を拾ってくることと思います。
云わば安値争奪戦になってくるかと思いますが、なにも大底を拾った人が上手いわけではありません。指数を目安にしながら市場の温度を計りながら底値付近を見定めていけばよいでしょう。
【 相 場 の 格 言 】
『 吊人、天井売らず底買わず 』
それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
【本日ご紹介した銘柄】
石垣食品(2901)
GFA(8783)
サニーサイドアップ(2180)
執筆:加藤あきら
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