日米ともに年初来安値も売りは最終局面か
明日にソフトバンク大型上場を控えて非常に地合いの悪さが目立った相場づきでしたが、お取り組みはいかがでしたでしょうか?
新興市場をはじめとする中小型株の下落が止まりませんが、マザーズ指数は本日も▲4%近い下落に見舞われて壊滅状態になっています。
ここ最近ずっとお伝えしてきたリスク管理の重要性はまさしくこういった相場になった時こそ真価を発揮しますね。
ただこれには「わかるとできるは違う」といったように、頭では解かっていても行動に移すとなると極端に難しくなります。
特に痛みを伴う損切りやリスクヘッジなどは理解していてもメンタルブロックが邪魔してなかなか踏み切れないものです。
このあたりはディーラー歴の長い徹兜が得意とするところで、様々な局面に応じた立ち回りの仕方や売買の手法などをコラムで書いてくれています。ぜひ過去分も参考にしてみていただけたらと思います。
アナリストコラムのバックナンバーページはサイト内右部に各アナリストごとに分けて保管してあります。
今年のような難易度の高い相場ではその時その時で臨機応変に対応していかなければならなかったことも多く、過去の教訓は次に活かしていかないと時間とお金を浪費したという反省になってしまいます。
投資本などで得られる売買テクニックや投資ツールなどのシグナルは過去に当てはまったケーススタディで、今のような相場環境で実践して機能するかはまた別の話だったりします。
参考になるところ、ならないところは投資家様によって個々に違うと思いますし、絶対的な手法などは存在しませんが、今年の2月・3月の相場と10月〜12月にかけての相場では類似点を見出すこともできるかもしれません。
事実として日本のTOPIXも米国のS&P500も今年の中で最も安い、年初来安値水準に沈んでいるのが現状ですので、位置関係をハッキリと認識した上で適切なリスクポジションをとっていく必要があるかと思います。
欧米の世界経済減速懸念や米中貿易戦争の激化、金融政策のゆくえなど市場を動揺させる要因は複合的に存在しているわけですが、何よりもソフトバンク上場の初値とFRBパウエル議長の講演内容の注目度が高いです。
明日もリスク管理に軸足を置いて市場から目を逸らさずに取り組んでまいりましょう。
【 相 場 の 格 言 】
『 売買をせけばせくほど搊(損)をする、とくと休んで手を変えて見よ 』
それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
執筆:加藤あきら
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