成長期待株へと変貌を遂げた技術商社に投資妙味
1.UKCホールディングスとバイテックホールディングスが今年4月に統合して誕生した総合エレクトロニクス商社で半導体及び電子部品事業が売上の9割を占める。国内・海外拠点の集約ならびにコスト見直しを急ぎつつデバイス事業の拡大と利益率の高い新電力事業における野心的な展開を図る。同じく東証1部に上場する菱洋エレクトロ(8068)の筆頭株主でもある。
2.業績面においては8/13に第1Q決算発表を行ったが、統合後間もないこともあり前期との単純な比較はできないものの、主軸の半導体及び電子部品事業におけるセグメント業績では増収減益での着地となった。海外子会社3社の1-3月期分も含めた数値であるため割り引いて考える必要はあるものの、通期計画に対する進捗率は高いとことに変わりはない。
3.株価は上記決算発表後は堅調な推移を辿っており、直近では200日移動平均線を上回る場面もみられている。足元ではPCIホールディングス(3918)との協業を深めるべく、合弁会社への出資を通じた資本提携関係を強化しシナジー創出に注力。先端技術のIoTをはじめとした技術領域での競争力強化に邁進する。従来の商社機能の拡充に加えて新技術領域における成長を取り込む期待から、株価は底打ち反転の基調を強めていくものと予想する。
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