米中協議決裂!?指数は乱高下も基本は変わらず
昨晩の米国市場では米中通商交渉進展期待で全面高と思いきや、今朝の速報で中国側が成果期待値を下げたとの報道。。。
どうやら中国の交渉代表団が11日協議を待たずして帰国するようだと衝撃のニュースも加わり、朝7:00からの先物急落で投資家心理を冷やしました。
とは言え、ヘッドラインで二転三転しておりこれらが真偽不明のフェイクニュースの可能性もあるわけですが、本日の日経平均は激しく乱高下するジェットコースター相場と化したことは事実でした。
昨晩はノーベル化学賞で日本人の吉野氏が受賞したとして、上記のニュースが流れるまでは時間外市場でもご祝儀ムードだったのですが、結局は米中のプロレスごっこに振り回されてしまいましたね。
しかし、強い株はやはり関係なく強いようで、単発スポット銘柄の【リアル・シークレット銘柄】も密かにこのノーベル賞技術に関わり合いのある企業ですので、順調に上値を伸ばしてくれています。
明日はSQ算出日でもありますので、機関投資家どうしのポジション調整、、、いや札束の殴り合いが行われて指数が振り回されたと言ってもよいのかもしれません。
ただ、米中協議がどんな結末かはともかくとして、各市場のテクニカルやリスク指標などを見渡してみても状況は大きく変わっていません。
債券利回りの低下もおそらくこのあたりでいっぱいになってくるところでしょう。
変化が起きているところと言えば、真相としてヘッジファンドも今年の運用成績はまばらで、どうやらここ最近で解約が急増している事実が発覚したことくらいです。
何度もお伝えしてきておりますように、今週末の3連休を通過するまではお休みしててもよい類の相場で、買いたい銘柄などは9月からずっと書いてきた銘柄群をおさらいしておいていただければ事足りるでしょう。
今週初めの10/7号のコラムで書いた黒田精工(7726)が突如として動意づいて2ケタ上昇しましたので、個人的には米中協議よりもこちらの方がビックリしました。(笑)
これはまだ株価の位置も低いですし、どこまでいくのか非常に楽しみな銘柄ですね。
あとは直近で動いているビート(9399)も9/4のコラム内で紹介していた銘柄なのですが、なんと直近で2.5倍に急騰しました。
オウケイウェイヴとの絡みも話題としては面白いですが、今日は上昇3日目ですからさすがに一服感も出てくる頃でしょうか。
明日は3連休前ですから、ポジション管理を最優先して仕込むべき銘柄は厳重に監視して明日入るのか、連休明けに入るのか前もって決めておきましょう。
私は最近の東レ(3402)や日本マイクロニクス(6871)の動きに注目しています。
【 相 場 の 格 言 】
『麦わら帽子は冬に買え』
それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
【本日ご紹介した銘柄】
東レ(3402)
日本マイクロニクス(6871)
執筆者:加藤あきら
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