夏場の急動意から粗熱が取れて本格的な物色が期待される
1.半導体関連資材のスペーサーテープの大手であり、この保護資材においては世界トップシェアを誇る。他にシャーレなど衛生検査器材も手掛けており、食品関連企業をはじめ医薬・化粧品関連企業、さらに大学や官公庁を含めた各検査機関などに製品を納めている。
2.業績面においては増収増益計画の下で、第1Q決算実績は半導体資材が売上高をけん引して増収を確保するも、販管費の増加を補うまでに至らず増収減益での着地となった。通期の経常利益に対する進捗率は21.9%とやや出遅れた格好だが、PIM(パウダー・インジェクション・モールディング)事業における高機能・高付加価値製品の展開を図っている点をふまえれば致し方ない面も。今後量産化された場合の利益率は高く上振れ材料として期待されるところである。
3.株価は上記の決算発表後に年初来安値910円をつけるなど売り込まれる場面もみられたが、将来的な期待材料と業績の下振れに対する懸念は限定的とみた投資家が株価を下支えしている。8月後半から9月にかけての物色はやや過熱感交じりであったが、足元ではこれも和らいでしっかりと下値固めした後からじわり動意含みの動きへと変わってきている。理想買いが現実のものとなるかどうかはこれから試されるところだが、半導体関連株の強含みを受けて同社にも腰の入った資金流入が期待されるところだ。
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