株価は底値確認から自律反発の機を窺う、手掛かりはテクニカル妙味
自動織機大手で1909年設立の老舗企業。繊維機械は新規参入が困難な特殊技術・ノウハウを持ち、繊維(糸)を製品化するためのジェットルーム・サイジングマシンを製造する。ジェットルームは世界首位を誇り、長繊維糸用サイザにいたっては、世界シェア9割を占める。また、自動車、航空機、電子機器産業などで用いられる工作用機器なども展開。
業績面においては10/10に第3Q決算を発表、主力の繊維機械事業が新興国経済の停滞の影響を受け、競争力のあるジェットルームも中国市場で設備投資を絞る動きから大きく落ち込んだ。今四半期では為替差損や特別損失を計上しており、通期業績予想を大幅な減収減益に下方修正するに至っている。今後は受注高の落ち込みに歯止めがかかるかどうかが焦点になると思われる。
今回の決算内容をうけての売り圧力は限定的であったとみられ、すでに株価は底値をつけたと思われる。しかし、上記の受注状況を見る限りでは当面の業績は厳しい状況が続くと考えられ、上値は積極的に買いづらいだろう。ただ、株価の値幅調整および日柄調整がある程度一巡してきていることも事実であり、テクニカルを手掛かりに動意づいてきてもおかしくないだろう。特に足元では日足一目均衡表で三役好転が示現しており、需給妙味から買い出動していきたいタイミングと言える。
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