著しい成長期待を背景に出直り相場が始動
内外メーカー向けに産業機械のマニュアル作成・管理・運用システム、翻訳サービスなどを提供し、工作機械や半導体製造装置といった専門知識を必要とする製品向けに強みを持つ。主力のMMS事業(マニュアルマネージメントシステム事業)は重点顧客へ積極的な営業活動を実施し、e-manual導入企業での利用案件が増加するなど成長期待が大きい。
業績面においては11/7に中間決算を発表し、第2四半期累計では売上高前期比12.0%増、利益面は約2倍に膨らみ堅調さが窺える。とくに第1Qからの立ち上がりが良好であったが、利益進捗率はほぼ会社計画線上で推移しているとみられる。従来は下期偏重の傾向が強かったために、通期上振れの期待感もあると言える。
株価は25日移動平均線をはさんで一進一退の動きが続いているが、需給面の整理もある程度ついてきたとみられる。市場物色が徐々に中小型株にも回ってきており、今夏以降のレンジもみ合いの相場から今後は上放れ期待に変化してくるとみている。まずは上値抵抗ラインの3200円トライに期待を寄せておきたい。
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