好業績に加えてチャート形状の良化で上値を試す
独立系システム会社で金融・IT系企業を主要取引先としている。ERP(基幹業務システム)に加えてRPA(業務自動化)領域で事業を拡大、AI(人工知能)開発のFRONTEO(2158)と提携のほか、ソフトバンク(9984)、日本IBMといった大企業ともパートナーシップを結ぶ。
業績面では11/12に前期決算を発表し、売上高前期比21.7%増、経常利益は同37.5%増の大幅増益および過去最高益で着地。今期はさらに売上高・利益ともに8%増見込みだが、業績上方修正が常態化しているために、なお上振れ余地を残した予想となっている。注力するAI分野に加えてRPAソリューションの充実したラインナップを前面に押し出し、利益率も改善傾向にある。
株価は足元でやや調整をはさんでいたものの中長期的な上昇トレンドは持続しているとみられ、調整一巡から再度上値を試してくると思われる。テクニカルではMACDが再び上昇転換してきていることから、目先1100円付近の上値抵抗を突破してくると一目均衡表も三役好転し、上昇に弾みがつく形となりそうだ。
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