地合い悪化を利用し業績相場の先取り候補を押し目買い
ヨウ素生産量で世界大手を誇り、地下深くから汲み上げられる「かん水」からヨウ素を取り出し、その副産物である天然ガス事業も手がける。また、ニッケルやコバルト系の金属化合物を取り扱っており、2次電池用途やセラミック・コンデンサ用途などに製造。
20~30$/㎏であったヨウ素価格は環境問題によりチリ国での工場停止や福島原子力発電での事故により2014年には50$以上に暴騰した過去がある。しかしチリで能力増強の動きが堅調となったことで2017年には20$前後まで低下したことで、同社業績も大幅な落ち込む事業年度があった。
足元では価格が反転したことや、米国子会社の操業度アップから連結業績は急改善を見せ、今期業績も増収・増益計画である。10/30発表の3Q累計実績から通期業績は計画以上となることが予想される。
株価は日々の出来高の少なさに起因しているかと思われるが業績に株価が追従しておらず、B/Sも盤石で未だ割安感が強い。エレクトロニクスの液晶用偏光板や医療のX線造影剤などヨウ素が活躍する場は広く、セラコン市況の改善なども含め同社製品は将来的な需要増が見込まれる。さらに、市場物色は不安定さを増す中で低バリュー株見直しの動きは続いており、近づく決算シーズンを前に業績相場先取りの気配も感じられる。
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