今日も新型ウイルス対策の“マスク関連”や“コロナウイルス関連”が売買代金上位に食い込んできましたが、皆さん好きですね。
本日も私の以前のコラムをご覧いただけたのか多くのお問い合わせを受けました。

いつ梯子を外されるか分からないスリルと引き換えに大きなリターンが得られるかもしれないハラハラドキドキ感はギャンブル狂じゃなくても魅了される気持ちはなんとなく分かります（笑）。

しかし、本日の見どころは日経平均の押し上げ役となった東京エレクトロン（8035）、アドバンテスト（6857）、信越化学（4063）といった半導体関連株の反発だと思います。

昨日売られたこの手の銘柄たちがすぐさま反発して、意志を持った上がり方をした事実は見逃すことはできません。

裾野が広い自動車に加えて半導体が上昇のけん引役としてまた復活してきたのは非常に心強く、日経平均も再び24000円台を回復することができました。

気になるのは東証REIT指数も値上がりしていることで、景気敏感系なのかディフェンシブ系なのか市場の軸がまだ確定的ではないことですが、昨日申し上げたように全体底上げの動きであれば大歓迎です。

むしろ相場と相場の間の幕間つなぎの相場であることを考えた場合に、このような買戻しの動きが出てくること自体が意外とも言え、それだけ市場に待機資金が滞留していることを表しているのではないかと思います。

昨日取り上げた資生堂（4911）も朝方は安く寄り付きましたが、その後は買い戻される動きになっているのが特徴的と言えます。

本日の話題株のなかで目を引いたのは東芝（6502）の不正会計に関わったとして売られたネットワンシステムズ（7518）と日鉄ソリューションズ（2327）の2銘柄ですが、これはかなり市場で失望売りが出たようですね。

この手の話で下げた時は要注意ですが、ネットワンシステムズなどはなかなかエントリーチャンスが回ってこない銘柄なので、この機会に狙ってはおきたいところですね。

需給面から言って数日から1週間程度は様子見が必要になるかもしれませんが、本業への影響が限定的であった場合には逆張りで十分に利益が狙えるかもしれません。

ウイルスの話題が盛り上がり過ぎて肝心の経済対策がらみのニュースがかき消されてしまっていますが、裏でしっかりと国策、インフラ関連株は堅調な値動きになっています。

新年始めに【ブリリアントテンバガー銘柄】にご参加くださった方にお渡しした『加藤あきらの2020年相場展望レポート』には今話題となっているような銘柄たちをふんだんに盛り込んでおきましたので、この機会に再読しておいていただければと思います。

来週の単発スポット銘柄は【楽勝スイングトレード銘柄】で主に手法に沿って厳選した銘柄に取り組んでいただく非常におもしろい企画となっています。

普段のトレードがなかなかうまくいかない方や株式投資で利益を獲る具体的なやり方が分からないといった方にはぜひご参加いただいて、どんな銘柄を手がけても利益が狙える手法を是非とも身に付けてほしいと思います。

あすなろはいちおう投資助言業者ですが、投資家の皆様には「助言など無くとも自分の売買で利益出せるよ」という風に言ってもらえるように頑張りたいと思います。

2020年はぜひ前半のうちに年間利益目標の達成に向けて投資の戦略・戦術に磨きをかけていきましょう。
そして、後半には十分な利益を手にして、余裕を持って米大統領選のゆくえを眺められるようになっておきたいですね。


★楽勝スイングトレード銘柄（****）
トレードに今ひとつ自信が持てない人にオススメ☆
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これからの上値余地が大きい中期的な成長見込みの株を推奨。

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【 相 場 の 格 言 】
『人が冷静さを失っているとき、あなたが冷静さを失わなければ、
　あなたは富を築くことができる。』
（マーク・リッチー）

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
ネットワンシステムズ（7518）
日鉄ソリューションズ（2327）

執筆者：加藤あきら