決算高評価で上値抵抗ラインを突破
橋梁で首位級であり、土木・建築の大型エンジニアリング工事にも多数の実績を誇る企業。アジア圏を中心にインフラ整備事業を各地で展開。三次元計測システムや鉄構製造向けなどのシステム建築等にも強み。情報処理事業や半導体、液晶パネルなどの精密機器製造装置の最先端製品の生産も。
業績面は1/29に発表された第3Q決算では、売上高が前期比5.1%減収、経常利益は同4.2%増益で市場コンセンサスを10%程度上回り、通期の利益予想を上方修正している。さらに、今期の配当計画を増額して前期比20%超の上乗せとなっている。
昨日の株価は上記決算を好感して全体地合い難の中で逆行高を演じながら上値抵抗ラインを突破した。昨年来の高値を更新して2144円まで上値を伸ばしており、中長期的にはトレンド転換の初動と言える。本日以降はそれなりに短期的な利益確定を行う投資家も多そうなことから、サポレジ転換が意識される2000円台半ばから2100円付近までの押し目を狙っていきたい。
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