地合い軟化に関係ない業績期待株、材料好感で大きな上値余地も
IT関連の機器、車載器の商社機能から投資事業にシフトしながら、不動産管理とホテル運営を主体事業としている。不動産事業はプロパティマネジメントはじめリーシングマネジメントが収益をけん引する。M&Aコンサルティング業務なども展開し、新事業の開拓を急ぐ。
業績面においては11/12に中間決算を発表、さらに自社株買いを11/19に135,000株の取得枠(発行済み株式総数に対する1.57%)を新たに設定している。中間期実績では売上高が前期比20.0%増、営業利益は同41.0%増と大きく反発し、通期計画に対してはそれぞれ好進捗となっている。2/12に第3Q決算発表を予定しており、上方修正発表の期待度は高い。
株価は業績期待だけでなく、この1年間で断続的に自社株買いを行ってきた影響からも需給面が良好とみられ、売り圧力が極めて限定的と言える。その証拠に、直近の市場地合い軟化の折にも関係なく値保ちの良い動きを続けており、直近ではM&A事業からJASDAQ上場のアマガサ(3070)による第三者割当の新株予約権の一部を引き受けることを発表して買われている。長期チャートからは24月移動平均線を上抜けており、上値余地の大きさが魅力的だ。
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