株価上昇の背景に透けて見えるのは資産インフレの兆候
JXTG系のサービスステーション「ENEOS」の直営と産業用燃料の配送やコンサルティングを行うほか、合成樹脂や石化製品などの産業資材を扱う商社。フランチャイズビジネスとして「ケンタッキー・フライド・チキン」や「タリーズコーヒー」などの飲食店舗運営や不動産賃貸事業なども手がけている。
業績面においては2/10に第3Q決算発表を行い、売上高は前期比5.9%減収、営業利益は同34.1%減益と主力の石油関連事業における販売価格の下落が利益を押し下げた格好。特に発電所向けC重油の大幅減が打撃となった模様だが、環境規制強化の流れで減少傾向にあることや利益率の面ではクラック・スプレッドが元々高くないことから然程影響は少ないだろう。今後は足元の原油価格の下落に伴い販売マージンが拡大することになるとみられる。
足元の市場環境下では外部要因の影響をさほど受けずに安定的な右肩上がりの株価形成となっており、直近の決算発表もさしたる売り材料とはならなかったとみられる。やや違和感を覚えながらも利益確定売りをこなして出来高を増やしながら上昇傾向にあり、単に低バリューの修正だけでなく、ややもすると同社保有の資産インフレを見越した買い需要が発生している可能性がある。
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