不安定地合いの中で値動きしっかり、北米比率の高さが魅力
醤油最大手でシェア3割を占めて首位、特に北米事業が収益貢献。発酵・醸造技術の強みをいかして酒類や食品も展開しながら、「キッコーマンしょうゆ」のグローバルスタンダード化を目指す。日本食の拡大を追い風に、アジア・オセアニア地域でデルモンテ商標権・販売権を永久的に取得。
業績面においては2/4に第3Q決算を発表し、安定的に増収増益を確保、10-12月期の四半期業績も内需落ち込みの影響は限定的であった。国内では高付加価値品の「リコピンリッチ」や焼肉のタレ類が販売好調、海外では東洋食品を仕入れ・販売する食料品卸売事業が好調で市場規模の拡大傾向が見て取れる。
株価は上記の決算発表をうけて抵抗ラインを上抜けるとともに、直近では年初来高値を更新する動きとなっている。市場全体として新型コロナウイルスの影響懸念から軟調となる中で、地合いに左右されることなく底堅い動きを続けている。同社の北米比率は徐々に高まっており、最近では約42%と半分近くを占めることから、為替ドル高の恩恵と力強い米国経済に対して業績安心感が買い材料。信用倍率も0.32倍と需給面も良好で上値追いが期待される。
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