次世代テックカンパニーの成長余地を評価したい
専用機、モバイル向けゲームソフトの不具合検出(デバッグ)主力。子会社ではゲーム受託開発や総合ゲーム情報サイト「4Gamer.net」の運営を行う企業、さらにホワイトハッカーサービス等を手がける企業などがあり非常にユニーク。デジタルのエンターテインメント領域とシステムセキュリティ領域に強みを持った注目の企業。
先端テクノロジでは人工知能(AI)分野開拓にも重点を置き、AI開発・運営を手掛けるHEROZ(4382)と資本・業務提携。さらに子会社のデジタルハーツ社は先進テーマ性だけでなく、足元の収益基盤を固める上でオプト社と連携する他、セキュリティ事業本格化を目的としてNTT東日本と協業も行っている。昨秋にはホワイトハッカー活用のクラウドペネトレーションテストを行う合弁会社をセキュリティ会社のラック(3857)と立ち上げている。
株価は3月に500円台にまで突っ込む場面があり、短期間で半値水準まで売り込まれることとなったが、直近では25日移動平均線を上抜けて5日・25日のゴールデンクロスが示現。今回のコロナショックでは上場来安値を更新することとなったが、次世代に向けた成長期待は非常に高く、以前の水準までの戻り幅だけでなくその先の上値余地も大きいとみている。
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