緊急事態宣言の延長で注目しておきたい銘柄など3選
PCなどのウイルス対策ソフトで国内トップ。セキュリティソフトの「ウイルスバスター」が主力の同社は今後もテレワーク関連で活躍期待がある。PCを購入すると大抵1カ月間は無料でセキュティソフトが付いているが、期限切れとなった後は同社のウイルスバスターの利用が見込まれる。個人用のPCの場合はセキュリティを気にしないユーザーが多いが、在宅勤務の会社用PCとなると情報漏えいや、PCやクラウドのウイルス感染対策として会社側が強制的に購入させるのが常である。緊急事態宣言が延長となることを考慮すると、同銘柄の需要が見込まれるため注目しておきたい。
山崎製パン(2212)
4/30に発表された第1四半期は想定外の営業減益で失望売りとなったが、第2四半期はステイホーム期間によるパン・菓子の需要増で売上回復が見込まれる。チャートは投げ売りで大陰線を引いているが、売り物が一通り出尽くしとなれば反発力のある内需株として再注目されるだろう。需給妙味も良好なため踏み上げ期待有り。押し目監視で取り組まれたい。
ウェルネット(2428)
コンビニ決済などの収納代行会社。政府が国策として進めるキャッシュレス化の波に乗り、スマホ決済サービス「支払秘書」が順調な需要増加となっている。提携銀行も幅広く対応し、直近の第3四半期の営業利益が前年同期比55.7%増で着地した。今後は新型コロナウイルス感染症の影響を算定することは困難としているものの、ウイルス感染懸念により現金利用者が減少している事を考慮すれば電子決済の成長はこの先も伸びしろがありそうだ。テクニカル面では一目均衡の抵抗帯を突破し良いチャート形状に変化している。
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