株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2020-05-18 15:30:00

加藤あきらの投資戦略室

予想どおりの展開に!?社会の変革とともに日本株へ資金流入

マーケット全体としてはプラス推移も、先週末と比べて商いも減ってさらに選別物色の様相が強まってきました。

とくにマザーズ指数が異様に強くて3%以上の上昇ですから高値圏でも非常にしっかりしていますね。

その中では当コラムで3/30ご紹介のメドピア(6095)が1406円⇒3130円で2倍を超える上昇で、さらに上値を伸ばしているので順調♪

さらに4/8にご紹介したBASE(4477)なども1311円⇒2539円で、今日はほぼストップ高張り付きでしたから順調なものは順調といった感じでしょうか。

しかし、外部環境ではやはり休日をはさんで米中対立の緊迫感が高まってきました。
かねてからお伝えのように不要不急の持ち株は整理しておくとよいかもしれませんね。

先週より米国勢は中国の泣き所であるウイグル人権法案を可決させて対中制裁を強めてきておりましたが、そこからさらに畳みかけるようにファーウェイ叩きを仕掛けてきました。

すでに解説しましたが中国は今、全人代を控えて弱みを見せるわけにいきません。
時期的にもここは強硬に出ざるを得ませんから、米中対立はマーケットに不穏な影を落としかねない国際情勢として要注意です。

あるいは一時的なヘッジ手段としてまたもコロナショック時の守護神、日経ダブルインバース(1357)を期間限定で保険的に持っておくのも有効なのかもしれません。

ただ、この両大国が火花を散らす間に、日本などは“とばっちり”の危険性もあるのですが、逆に“漁夫の利を得る”などプラスに働く可能性もあるでしょう。

コロナショックからの立ち直りを期待する上でも、この米中対立は日本の輸出主導の経済構造に大きな変化をもたらす要因として注目しておいた方がよいでしょう。

あとはもう一点、先週このポスト・コロナの観点から“スマートシティ”の大きなテーマ性について書きましたね。
足元では賛否両論を巻き起こしながら「スーパーシティ法案」が国会での成立が目前に迫ってきました。

“超監視型社会”へと発展しかねない懸念はありつつも、規制改革の機運が本格的に高まってきていることは投資環境としては歓迎すべきことです。

おそらく海外から日本への対内直接投資もより活発化することでしょうし、日本株バブル化の観点からみたら、文字どおり“とんでもないこと”になるでしょう(笑)。

さあ、今週は【加藤あきらのダイレクトマネー銘柄】が公開予定ですが、何度も繰り返していますように“今週から来週が仕込み場”になりますよ。

銘柄ご紹介としては「社会全体を創り変えること」と「市場全体のセクターローテーション」を見越して、出遅れの業種を狙っていくのが堅実でしょう。

今回は業種別PBRの低いところから「鉱業」・「銀行」・「鉄鋼」がワースト3で0.3倍程度になります。

くしくも今日の上昇セクタートップは「鉱業」で、国際石油開発帝石(1605)、石油資源開発(1662)が直近の原油高をうけて大幅上昇しました。
ほかにK&OエナジーG(1663)や日鉄鉱業(1515)などもこのセクターに属しています。

あとは「銀行」ですが、個人的には投資対象として魅力を感じません。
しかし、強いて言えばコロナ禍で人々が“密”を避けて地方創生などが進展しやすくなるかもしれません。
であれば有力な地銀で、横浜銀行を擁するコンコルディアFG(7186)や九州のふくおかFG(8354)、三菱と親密な山口FG(8418)などが注目されます。

そして、隠れた注目セクターの「鉄鋼」ですが、自動車と並んで足元は非常に厳しい状況。そして今日の下落セクタートップでもあります。

誰もが知る鉄板銘柄の日本製鉄(5401)、神戸製鋼所(5406)、JFEホールディングス(5411)は漏れなくおさえておきたい高炉の御三家と言ってよいでしょう。

電炉では東京製鐵(5423)に共栄製鋼(5440)、大和工業(5444)に大阪製鐵(5449)、トヨタ系の愛知製鋼(5482)などをおさえておきましょう。

最後にもう一度、社会を創り変えるにあたり大活躍する銘柄、セクターを狙っていくことが肝ですからね。


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【 相 場 の 格 言 】
『悲観の極みは最高の買い時であり 、楽観の極みは最高の売り時である』
(ジョン・テンプルトン)

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
国際石油開発帝石(1605)
石油資源開発(1662)
K&OエナジーG(1663)
日鉄鉱業(1515)
コンコルディアFG(7186)
ふくおかFG(8354)
山口FG(8418)
日本製鉄(5401)
神戸製鋼所(5406)
JFEホールディングス(5411)
東京製鐵(5423)
共栄製鋼(5440)
大和工業(5444)
大阪製鐵(5449)
愛知製鋼(5482)

執筆者:加藤あきら

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