2008-4-9 16:22 更新分
本日の東京株式市場は、続落しました。前日の米国株は下落しましたが、シカゴ日経平均先物が大
証終値比105円高と高く、為替相場も1ドル=102円台後半とドル高・円安傾向にあることが安心感
を誘い、日経平均は午前9時7分に1万3348円38銭(前日比97円95銭高)まで上げ幅を拡大しま
した。ただ、買い一巡後は不動産や証券、銀行など金融株中心に戻り売りや利益確定売りが広がり、
伸び悩む展開となり引け際には先物市場に大口売りが出て日経平均は下げに転じました。後場は、
米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)による米住宅ローン保証会社4社の格下げや、
週末のG7(主要7カ国財務相・中央銀行総裁会議)で公的資金活用に踏み込まない公算などの報道
を受け、市場心理が後退。先物市場への大口の仕掛け売りを呼び込み、裁定解消売りを誘発して下げ
足を加速しました。日経平均は取引時間中で2日以来1週間ぶりに1万3000円を割り込む場面もあり
ました。その後は買い戻しなどで切り返すも戻りは限定されました。
新興3市場も続落となり、マザーズ指数は3月24日以来の600ポイント割れとなりました。
【指数】
日経平均株価:13111.89円(-138.54円)
TOPIX :1262.90P (-19.79P)
JASDAQ平均 :1451.11円 (-10.60円)
マザーズ指数 :590.35P (-17.63P)
ヘラクレス 指数 :969.06P (-18.48P)
【業種】
業種別指数は、33業種中、2業種が上昇。
値上がり率1位・・・水産・農林業
マルハニチロHD(1334)、雪国まいたけ(1378)、日本水産(1332)
値上がり率2位・・・鉱業
三井松島産業(1518)、石油資源開発(1662)
値上がり率3位・・・該当なし
その他・・・該当なし
値下がり率1位・・・建設業
東邦グローバルアソシエイツ(1757)、大林組(1802)、パナホーム(1924)
値下がり率2位・・・その他金融業
オリカキャピタル(3570)、イッコー(8508)、三菱UFJリース(8593)
値下がり率3位・・・不動産業
レイコフ(8941)、プロパスト(3236)、ヒューネット(8836)
その他・・・繊維製品、ゴム製品、銀行業など。
(ニュースソース:ロイター、日本経済新聞、株式新聞等)
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