エクストリーム（6033）
スマホゲーム開発や技術者派遣を手掛けている。スマホゲーム「ラングリッサー」はアジアでの人気が高く収益拡大。巣ごもりで好調なゲーム関連の中でも出遅れており循環物色待ちといったところ。eスポーツに関するコンテンツも提供しており、引き続きウイルス感染懸念が拭えない現状において室内で遊べるゲーム関連の活躍余地は高い。テクニカル面では一目均衡の雲の中でもみ合いが続いているが、雲の中でのもみ合いが長いと上方向に飛びやすい傾向がある。日足移動平均線もゴールデンクロスを示現し遅かれ早かれ上方向と見る。

メディアリンクス（6659）
放送・通信機器を開発・販売するファブレスメーカーで、隠れた5G関連銘柄として注目。5Gが普及してくると、放送業界では様々な場所から映像制作を行う「リモートプロダクション」が広がる見通し。例えばスポーツの試合の放送では試合の開催地と制作スタジオや放送スタジオとの間で大量の信号をやり取りする必要が生じる。また、仮想現実や3D映像などの臨場感のある映像を提供するためには広い帯域幅が必要となるため、同社の伝送帯域幅の拡大需要が期待できる。株価は3連騰で本日は200日線を突破。少なくともコロナショック前の株価水準は回復、その後の突破も期待できる展開だ。

キャリア（6198）
シニアの人材派遣と看護師や介護士の人材派遣を手掛ける。東京大学と共同でシニア向けの働き方提案や、5G時代に向けたシニア・ヘルスケアサービスの研究開発を行うとのこと。AIや統計的解析手法の開発も進めるとのことで、今後はオンライン診療にも役立つ材料が出てきそうだ。この材料で昨日より急騰し、2018年から長らく続く株価低迷からようやく目覚めた格好。目先は200日線が上値抵抗となりそうだが、バブル相場が追い風となり200日線の突破も視野に入っている。